初めての貸出し-9
「ねっ、お願いっ……あなたのチンポで逝かせてっ……あなたのチンポで逝きたいのっ……ねっ、お願いっ……美香のなかにいっぱい出してっ……」
私はもう頭のなかがくらくらしていた。射精したい。その思いだけに頭のなかは支配され、私は美香の尻を抱きしめて、ひたすら前後に激しく揺さぶった。
「そうっ……そうよっ……あなたのザーメンいっぱい欲しいの……美香のなかにいっぱい出して……あなたのザーメンいっぱい出して……美香のオマンコにいっぱいちょうだいっ……」
美香の膣が何度も何度も収縮し、強烈に私のペニスを締めつけてくる。
雁首が鋭敏になりすぎていて、もはや止めようもない。私は彼女の腰を僅かに浮かし、膣の入り口の強烈な摩擦で雁首をしごいた。
「みっ、美香っ……出るっ」
「出してっ……いっぱい出してっ……ああっ……美香も逝っちゃうっ……ザーメンいっぱい出してっ……」
「いい? ザーメン出すよっ? いいっ?」
「いいっ……出してっ……ああっ……逝っちゃうっ……あなた一緒にっ……くうっ……早くちょうだいっ……なかにいっぱいちょうだいっ……あうっ、逝くっ……」
「出るっ……うっ……」
「みっ、美香っ……出るっ」
「出してっ……いっぱい出してっ……ああっ……美香も逝っちゃうっ……ザーメンいっぱい出してっ……」
「いい? ザーメン出すよっ? いいっ?」
「いいっ……出してっ……ああっ……逝っちゃうっ……あなた一緒にっ……くうっ……早くちょうだいっ……なかにいっぱいちょうだいっ……あうっ、逝くっ……」
「出るっ……うっ……」
その瞬間、私は精液を噴出すると同時に、美香の膣穴奥深くに魂の愛茎を打ち込んだ。
すでに外は暗くなっていた。私たち二人は、初めて体験する強烈な刺激にいまや完全に取り憑かれ、まともな食事すら摂らず、ひたすら性に飢えた獣のように互いの身体だけを貪っていた。
妻と脇田との三回戦は、少し眠ったあと真夜中の三時ごろに始まったという。
彼女がトイレに立ったとき、その仕草で脇田も目を覚ましたらしい。
それからもう一度、二人はベッドの上で絡み合い、四回目は明け方、目覚めとともにすでに脇田の一物は、背後から抱きかかえられるようにして、美香のなかにあったという。
「ごめんなさい」
美香が小さくつぶやいて、私の胸に顔を埋めた。
所を変えて私たちはベッドにいた。小脇に抱いていた美香の身体を力強く抱き寄せた。
「でもね、あなた……」私のペニスを弄びながら美香が言った。「セックスは誰だって気持ちいいものよ、愛してる相手とならなおさらね。でも愛してるってのは誰にだって言えるわ。広い言葉だから。ステージの上からファンに叫ぶスターのように。隣人に恭しく捧げる神父さんのようにね。内心さほどでもない人にさえ言えるのが『愛してる』の言葉。でも好きってのは誰にでも言える言葉じゃないわ。だって、嫌いな人には言えないでしょ? 狭い言葉だから。私が好きなのはあなただけよ、忘れないでねっ」
私は美香の口を激しく吸った。可愛くって愛おしくって、堪らなかった。
苦労があってこそ楽を感じられる。不幸に思うときがあるからこそ幸せを実感できる。心苛まれ打ち震える夜があるからこそ歓喜に沸く朝があるのだ。
美香の手のなかで早くも勃起は脈を打ち始め、手をやると美香は美香で、乾く間もなく淫唇がぴちゃぴちゃと卑猥な水音を立てた。