水揚げ-1
ギィーッ
成美の部屋の扉が開き、トシが入っていった。成美は今日も四肢を縛られ、随喜を塗られて身をよじらせていた。
「待たせたな、はじめようか」
成美は疼く体をなんとかしてもらえると思い、乞うような目つきでトシを見た。
「あぁっ、お願いっ、早くっ、あーっ、早くっ」
「まぁ、あわてるなって、ちゃんとイカせてやるから。ただ、お前さんの水揚げが決まったからなっ、予行演習しておかなくっちゃな」
「あぁーん、早くぅ、あんっ、お願いっ」
「ちっ、聞こえねえのかっ、いいかっ、水揚げのときにちゃんと出来るように練習するんだっ」
成美を落ちつかせ拘束を解き、マットにひざまつかせ、挨拶をさせる。
「いらっしゃいませ。ようこそおいでくださいました。ゆっくり遊んでいってくださいませ。まずはお着物をお預かりします」
トシの着ているものを脱がせた。
「お風呂にされますか?それとも即尺にされますか?」
「ん、即尺してもらおう」
「かしこまりました、ではおかけください」
おしぼりでトシのモノをひととおり拭くと、ムクムクとしてきたそれに口づけをする。
「チュッ、クチュッ、んっ、んぐっ、んっ、んんっ」
手でしごきながら、口と舌で鬼頭を責める。
「んっ、んっ、んっ、はっ」
「おぉっ、気持ちいいぜぇ、お前さんは覚えがいいぞぉ」
「んぐっ、んっ、んんっ、んっ」
しゃぶられながら、右手で成美の乳首をつまむ。
「あうっ、んっ、んっ、はんっ、んっ、あっ、んんっ」
感じながらも大きく膨張したそれへの奉仕は止めない。
「んっ、あっ、んっ、んんっ、んっ」
「おーっ、そろそろイキそうだぜっ」
手と口と舌でリズムを保ちながら、爆発を待つ。
「イクぞーっ、ふんっ」
「んっ、んふっ、んっ、あっ、んんっ」
喉の奥にまで届きそうな勢いで伸びたそれは、成美の温かい口内で爆ぜた。
「んっ、んふっ、んっ、あっ、んんっ」
ある程度飲み込みながら、ネバついたその液を舌でサオに絡めながら口を動かし続ける。
「はふっ、んっ、はっ、んんっ、あっ」
膨張がおさまりつつあるものの、先端からはまだドクドクと脈をうって液体が放出されている。
「んっ、んぐっ、んっ、んっ」
「くーっ、気持ちよかったぜ。うまくなったもんだ」
ジュルッ、クチュツ、クチュッ、チュッ
サオから先端を丁寧に吸い上げ、舐める。
「失礼いたしました。ではこちらへ」
シャワーに案内し、湯加減を確かめ、トシの体を洗う。自分にも石鹸を泡立ててつけ、体を摺り寄せて胸、腹、股間を洗う。
「あっ、むっ、うっ、あっ」
火照った体がこすられると、燻ぶっていた疼きが蘇り声が出てしまう。乳首や脇を弄ばれて、さらに疼く。
「ああんっ、あっ、感じちゃうっ、あんっ、あうっ」
「あんっ、うっ、あうっ、あっ、んんっ」
「よーし、よくできたっ。後はお客の反応を見て、もう一回抜くか、ベッドに行くか判断するんだっ。ベッドに行くんだったら体を拭いてやって先に行ってもらうんだ。お前も拭いたらもう一度服を着て客に脱がしてもらうんだ」
「ああんっ、あっ、はいっ、んっ、わかりましたっ、んんっ、あっ」
「あとは客にまかせろっ、お前は初めてなんだから変な演技はするなっ、いいなっ」
「あっ、はいっ、あんっ、あっ」
「終わってもしばらくそのままでいるんだっ、もう一回するかもしれんからなっ」
「んんっ、んっ、はいっ、ああっ、あっ、んっ」
「落ち着いたら、もう一度シャワーだっ。あとは服を着せ、ご挨拶だっ。わかったなっ」
「はいっ、あうっ、んんっ、わかりっ、いっ、ましたっ、あっ」
「よしっ、じゃあ、イカせてやろう」
後ろから抱きながら、片手で乳首をつまみ、もう一方の手で陰核をこする。
「あぁ〜んっ、あうっ、あうっ、あんっ、んっ」
「どうだ〜っ、気持ちいいかぁ」
耳もとで囁きながら耳たぶを軽く噛む。
「はぁ〜んっ、ああっ、あっ、いいっ、いいですっ、あんっ、気持ちっ、あっ、いいですっ、うっ」
薄皮を剥き、陰核への責めを続ける。
「あ〜っ、あっ、イっ、イっちゃうっ、あっ、んっ、イクっ、あっ、イキますっ、あっ」
痙攣とともに崩れ落ちそうな成美を支えながらも、陰核をゆっくりと刺激し続ける。
「んんーっ、あんっ、あうっ、あうっ、あっ、あ〜っ」
ようやく指を離し、ぐったりとしている成美をタオルで拭いてやり、マットに寝かす。ようやく絶頂をもらった充足感に浸りながら息を整えた。
「お姉ちゃんっ」
気づかないうちに、真里子とマツが近くに立っていた。
「えっ、真里子っ」
確かに真里子だった、一糸まとわぬその姿は、以前銭湯で見たときよりもはるかに女らしくなっていた。
「お姉ちゃんっ、ううっ」
「真里子っ」
二人は抱き合い、泣いた。