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美少女 羞恥徹底
【学園物 官能小説】

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ソレが2人のショータイム-2

 こうなると、ただ裸で並ばせるだけでは勿体なくなるというもの。2人をいろいろと絡ませてみたくもなってくる。
「じゃあ2人とも、これからポーズも決めてくれ」
 一緒にピースさせる。腕を組ませる。2人の手でハート型をつくらせる。沼口は2人に言いつけて、そうした恰好をさせた。服を着ていればただの2人の女の子の可愛いツーショットでしかないが、全裸でその格好をするとなればそれだけでインパクトは十分だ。だがこれぐらいは序章でしかない。

「この絵みたいに、絡んでくれるかな」
 そう言って、沼口は額に入れられた一枚の絵画を提示した。恵理子にとって見覚えのある……いや忘れもしない絵だ。夏休みに、自身の裸婦画を描かされた際に、原画になった一枚。フランソワ・ブーシェの「ユピテルとカリスト」だった。恵理子の胸に、夏のあの忌まわしい日々が呼び起こされてくる。

「この絵みたいに、2人で絡んでくれるかな。こっちは恵理子ちゃんの作品だ」
 沼口は原画と並べて、それをもとに恵理子が描いたものまでゆかりにも見せる。

「こ、これ……」
 ゆかりから見ても、描かれているのが恵理子だとは、はっきりわかるものだった。恵理子はこんなものを描くことも強制されていたのか……唖然とさせられた。だがそれに憤りを覚える間もなく、沼口は促してくる。

「さあ、早く」
 描かれているのは片方は実際はゼウスの化けた偽のアルテミスとはいえ、絵的には2人の美女が肌を合わせて睦み合う光景そのものだ。ゆかりには偽アルテミス、恵理子は以前の絵の時と同じく、カリストの役をするよう沼口は指示した。これを再現するためには、2人も裸のまま、肌と肌を触れ合わせなければならない。

 恵理子はさすがに戸惑った。
 普段でも、恥ずかしがりの恵理子からはできないが、ゆかりの方から腕を組んだり、抱きついたりしてくることはあった。思春期の仲良しの女の子同士なら、それぐらいのスキンシップはさして珍しいことでもない。恵理子もそれを快く受け入れていた。だが強要され、またお互い裸で絡み合うとなると意味が違ってくる。

 おずおずと躊躇いを見せる恵理子に対して、ゆかりは絵画の偽アルテミスのように恵理子の後ろに回り、腕を回す。
「もう、仕方がないでしょ……」
 恵理子もどうしたらいいのかわからないまま、それを受け入れた。15歳のなめらかな肌どうしが密着する。

 恵理子は背中に、彼女よりずっと豊かな、ゆかりの胸のふくらみが触れるのを感じた。
 恵理子は今まで沼口に胸や局部を弄られるようなことはあっても、それ以上のことは一度もされていない。だから彼女にとって、初めて肌を触れ合わせた相手は、親友とはいえ同性のゆかりにほかならない。
 男でないから穢れはしないという思いも、確かにあった。その一方で、これが強いられたものでしかないという悲しみもこみあげる。彼女からはゆかりの裸身に対して、何もできなかった。

 タイプの異なる2人の美少女が、裸身を晒してみずみずしい肌と肌とを触れ合わせる。この光景を眺めるのは、それだけでも沼口にとって無上の悦楽だった。今まで恵理子ひとりを相手にしていたのでは絶対に楽しむことができなかったものだ。

 そのありさまに見惚れつつも、沼口はさながら映画監督よろしく、ポーズを原画のシーンに合わせるように指示を出す。原画にできるだけ近くなるようになったところで、シャッターを切った。続けて原画通りの構図をやや崩し、ゆかりの乳房と、恵理子の秘裂が露出するような姿勢を指示することも忘れなかった。さらには、ゆかりの手が恵理子の乳房をまさぐるような様子にも。
 いくら同性の親友とはいえ、他人に乳房を触れられて、恵理子の全身はぴくりとわななかずにはおれない。。

 こうして名画の再現をしっかりとカメラに収めてから、沼口はさらに命ずる。
「いい感じだ。今度は正面からおっぱいとワレメも合わせてくれよ」
 沼口の言いつけを実行するのはもっぱらゆかりの方だ。恵理子はどうすることもできず、もっぱら受け身でしかない。そうしてゆかりの主導で、大きさのはっきり違う2人の乙女の乳房と乳房が触れ合う。恵理子の可憐な微乳に、庇護するように重なるゆかりの豊かなバスト。

 恵理子はいくら同性のゆかりとはいえ、他人に乳房に触れられ、また他人の乳房に触れる恥ずかしさに震えが止まらない。自分のせいでゆかりがこんなことをさせられているのかと思うと、罪悪感と理不尽さでやりきれなくなる。
 下半身もまた接しあい、ゆかりのやわらかな恥毛の草むらが、恵理子のツルツルの秘裂をかすめる。ゆかりの若草の感触を自身の性器に感じつつ、恵理子は恥ずかしさに加え、戸惑いを隠せない。でも、ゆかりちゃんなら仕方ないか……と、半ば諦めとともに彼女はそれを受け入れようとまでしていた。

「いやいや、友達の一線を越えた姿、実に尊いねえ」
 異なるタイプの美少女2人による至高の百合ショーといっていい光景だったが、沼口としても睦み合わせるのはこれぐらいで満足だった。肌と肌とが、まして乳や股間が触れ合えば、次第に女同士でも感じてくるかもしれない。ここで2人を、特に恵理子を本当に感じ入らせ、あられもない姿にさせるのは本意ではない。ガチ百合に至る前、あくまで思春期の乙女同士に相応しい清純さのままでとどめておきたかったのだ。

「まあ、それぐらいでいいよ、2人とも。素晴らしいショーだったね」
 こうして、沼口は、2人の少女の睦み合いを解かせた。
「ゆかりちゃん、ごめんね……こんなことまでさせて……」
 ずっと受け身で耐え忍んでいた恵理子は、うなだれつつ身を引き離した。ゆかりの顔をまともに見ることもできなかった。一方のゆかりは、なお表情は崩していない。


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