未完の恋-22-1
未完の恋-22
「さぁ井戸さん。ちゃんと出してちょうだい」
タオルの上にウンチ座りさせられて、中出しされた便を排泄する。
委員長は、私の股間を覗き込んでいる。
「うーん」
「出てきたよ」
ヌルォ
愛液と共にウンチが滑り出た。
思ったより大きくて、ちょっと驚いた。
委員長がこのサイズを出すとは。
通りでお互い最高な訳だ。
確かにコンドームは使用した方がいいかもしれない。
委員長のお腹がユルかったら大変な事になる。
女の子の大切な所に排便するんだから。
「そろそろ帰る準備をしないとね」
「うん」
タオルの上のウンチに気を惹かれる。
「ビデで膣内洗浄してくるね」
「しっかりきれいにね」
ウンチを乗せたタオルを持って、トイレに向かう。
「んしょ、よし。あれれ?」
委員長はベッドの上で、
脱肛を元に戻そうと押し込んで、いささか苦戦している。
その隙に、
ベッドの上にあったコンドームを、そっと手の中に仕舞い込んだ。
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お腹の中はちゃんと綺麗にした。
便座に座って、コンドームの個装を破る。
中身を取り出して、裏表を確認する。
膝の上のタオルに載っているウンチ。
スクスク健康的。
丁寧にコンドームを被せていく。
おくるみ。
両手のひらに載せて、存在感を確かめる。
不意に震えが出る。
母性本能、だ。
他人のクソにこんなに強く愛情を感じたのは初めてだ。
胸の膨らみにそっと押し付ける。
母乳が出そう。
大切な人が私の中に授けてくれて、出産した。
二人の一粒種。
愛おしい。
産み落とされたばかりのこの子を、
タダのウンコみたいに便所に流すなんて、私にはとても出来なかった。
私の可愛いウンチ。
包んだ手の中から、全身に幸福感が広がっていく。
頬擦りする。
「生まれて来てくれて、ありがとう」
ウンチの頭に、祝福のキスをする。