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モデルの舞台裏
【ロリ 官能小説】

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4)崩れた理由(わけ)-1

4)崩れた理由(わけ)

ブリッジを続けながら、指示されるがままに脚を開いていったので、最後の方は、早紀はほとんど踵(かかと)だけを床につけて踏ん張っていた。
なので、何だか全く分からない振動で、少女は簡単に踵を滑らせて、ガニ股に開いたまま上向きに倒れた。

部長さんの方は、そのガニ股が上手く自分の両側に開いたので、間近で薄い布地に押し付けられている縦の溝を、しっかりと観察する。
この、早紀が弾ける反応は、半分くらいは予想通り、あとの半分は予想以上だった
早紀の様な境遇の少女… 母親が仕事で忙しくて夜を一人で過ごす少女は、自分を慰めて時間を過ごす確率が高い事を、部長さんは経験上、感覚的に知っていた。
まだ幼いとはいえ、でも6年生である。自慰を悦びに出来る身体には育っていると感じている。

だから、もしも少女の真珠の粒が、既に、その快感を知っているなら、そこを軽く突っつくだけで、そのような反応をすると予想はしていた。だが、弾けて崩れ落ちる事までは想像していない。
だから、この、少女の反応は、とても新鮮だった。

早紀は、何が起きたのか分からない表情で、しばらく転がっていたが、直ぐに焦った顔で起き上がった。そして、正座の姿勢で何回も謝って、言い訳をした。
と言っても、自分でも何で身体が弾けたのか分かっていないから、何を『言い訳』したらいいのか分からないままに、言い訳にならない言葉で謝っている。

そこへ、マネージャーさんが「もう少し、しっかりやってもらわないと…」と、少し厳しい口調で言ったけれど、直ぐに部長さんが、

「 まあまあ、早紀ちゃんも一生懸命にやってるみたいだし。 もう1回、やってもらえばいいから、 ねえ、出来るよね 」

と、とりなしてくれた。
また、自分が失敗した(と思い込んでいるだけだが)後で「出来るよね」と言われたら、「やります」と答えるしか有り得ない。

早紀は、最初に気になっていた衣装の薄さが、完全に頭から抜けていた。
本当は、ポーズを取る義務も必要も無いのに、名誉挽回しないといけない、と、知らない内に、自分で自分に鎖を付けている。

早紀は、今回も先に寝ころんでから、手足の4点だけで体を支えて、胴体を持ち上げた。
名誉挽回のために無意識で頑張ってしまうから、身体が ぐっ と前よりも高く持ち上がる。

「 じゃあ、早紀ちゃん。 もう1回、お股、開いてね。 そおそお、いいよ〜、よ〜し、もっと。 はい ぐいっ といってみようか 」

しゃがんだ部長さんの目の高さで、少女の股間が ぐんっ と開き、くっきりと溝を喰い込ませたレオタードの薄い布地が突き出される。
でも、今日はいろいろな難しいポーズを取らされて、少女の筋肉はかなり疲れていた。直ぐに、腕や太腿が ぶるぶる と揺れ始める。

それでも、「やります」と言ってしまったから、早紀は崩れずに、しばらく頑張っていた。
部長さんの目の前で、太腿が震え続けて、中心の布地がしっかりと溝を刻んだままの股間も震えている。
いつの間にか、マネージャーさんも早紀の脚側に来て、股間の観察に加わっている。

そして、またおもむろに、でも先程の経験値を活かして更に的確に、部長さんの指先が溝の上端辺りの一点を、自信を持って つんっ と叩いた。

「 あっ 」

変な声を口から吐きながら、早紀の身体は大の字に潰れていった。
身体が不自然に震えている。でも、少女自身は、今度も何が起こったのか、全然分かっていなかった。

でも、運よく(?)、ここで宣材撮影(?)は終わりになった。
「今日は疲れたよね」とやさしい言葉を掛けられ、続いて、「お股が硬いのかな。お家でお風呂上りとかに、お股の柔軟、自分でやっておいてね」と宿題を出された。

帰り道、とても疲れた身体を引きずって、でも頑張って1人で駅まで歩いた。
頭の中は、ポージングを上手く出来なくて、部長さんとマネージャーさんに迷惑をかけた、という事だけが渦巻いている。
レオタードが恥ずかしい衣装だった事は、全く覚えていない。

でも、電車に揺られながら、お母さんには、
「 宣材写真の撮影、頑張ったよ。 すっごく楽しかったよ 」
と言おう、と、早紀は考えていた。


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