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美少女 羞恥徹底
【学園物 官能小説】

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彼女に課せられた掟とはなにか-4

 この忌まわしい場所を後にする前に、立ち上がった恵理子はもじもじと言う。
「あ、あの、すみません……お手洗い、使わせていただいていいですか?」

 実は今まで、繊細な彼女はあまりの恐怖で何度か失禁しそうになっていた。その都度全力でこらえて、なんとか粗相は免れた。それがようやく恐怖から解放され、緊張感が解けた今になって、もう限界が近づいていることに気づかされたのだ。沼口の話も、途中からは股間に押し寄せるものを懸命に我慢しながら聞いていた。また沼口に恥ずかしいところを覗かれるのかと思うと嫌だったが、それでも今にも膀胱が破裂しそうな尿意には勝てなかった。

「いいよ、そこね」
 沼口はさらりと言って事務室の横の女子トイレを指差した。身をかがめ、必死に手で下腹部を押さえ、息を詰めてそろりそろりと歩いていく恵理子が本当に決壊寸前なのは、沼口が見てもわかる。こんな姿を見せること自体が、女の子としてはなんとも恥ずかしい。

「どうしてもっと早く言ってくれなかったのかな。お漏らしなんかされたら、美少女が台無しになるところだったじゃないか」

 そんなふうに笑って言う沼口だったが、意外にもトイレにまでついては来なかった。恵理子が中に入ってドアを閉め、鍵もかけたのに、何も言ってこない。もう少し遅れていたら新品のパンティをひどく汚してしまうところだったが、ともかく用をすませて出てきた彼女を、平然と迎えただけだった。

 美少女の排泄する姿なんて見たくもない。それが、沼口という男の嗜好なのかもしれな
い。


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