結婚式、からの…-3
俺は美味しい料理に舌鼓を打ちながら、先週の千佳とのやり取りを思い出す。
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チュパチュパ……チュパチュパ……
女の子らしい小綺麗なワンルームマンションの一室。
俺は借金を返してもらうために、千佳の部屋を訪れている。
そして金を受け取った後は、いつものように千佳に“ご奉仕”をさせている。
「ほら、手を抜くんじゃないぞ」
そう言いつつも、俺は自分のモノをなめられていることには特に関心を持たず、千佳のスマホに保存されている写真を熱心に眺める。
そんな俺のことを恨めしげに見つつも、千佳はただひたすら俺のモノをなめ続ける。
チュパチュパ……チュパチュパ……
「お前の職場の同期めちゃくちゃカワイイじゃん。この3人が結婚式に来るんだよな!?」
「はい……」
「俺も腕のいいナンパ師を2人連れて参加するからな。こんなカワイイ3人の“夜の顔”を見られると思うとワクワクするなあ。」
詩織は無言である。
「これは面白い一日になりそうだ……」
思わず俺がつぶやく。
「もう……止めて下さい……」
泣きそうな声で千佳が言う。
「止めてもいいと言うまで、俺のモノを舐めるのを止めるなと言っただろ!それに口ごたえするな!」
俺は千佳に怒鳴りつける。
「すみません……」
チュパチュパ……チュパチュパ……えぐっ……
千佳が涙を流す。
「こんなこといつまで続けるんですか?」
「金を返せばいいんだよ。
金さえ返ってくれば、お前が俺にこんなことする理由もないだろ?
ところでお前の借金いくらだっけ?いつ返ってくるんだ?」
チュパチュパ……チュパチュパ……
千佳は黙ってこれまでの作業を続ける。
「異論はなしか…おっ、そろそろ出るぞ。いつものようにしっかり受け止めろよ。」
ドビュッ、ドビュッ、ドビュッ
綺麗な千佳の口の中に白色の液体があふれかえり、生臭い匂いが千佳の口から部屋へと広がる…
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そんなことを思い出しているうちに、披露宴は終わり、俺達にとって“本番”の時を迎える。