後編 (2021/05/31)-3
放課後。
二人は保健室にいた。
「さ、準備しましょう。」
美咲の言葉を受け、
浩平は昨日と同様、下半身裸になり、美咲の前に立った。
浩平は股間を両手で隠してもじもじしている。
「浩平くん、どうしたの?」
「あ、いや、その・・・。」
「昨日は射精までしちゃってるのよ。
今更隠したって、
どうしようもないでしょ?」
「いえ、その・・・、
実は・・・、
もう大きくなっちゃってるんです・・・。」
浩平が恥ずかしそうに答えた。
「え?
そうなの?
もう勃起してるの?」
美咲が驚いて聞き返す。
「は、はい。」
浩平は股間の前からそっと両手をどけた。
現れたのは、ものの見事に勃起しているペニス。
今にも発射しそうな感じで、亀頭が美咲の方を向いている。
「あらあらあら。
浩平くん、どうしたの?」
「いえ、その・・・、
昨日のことを思い出したら、
自然にこうなっちゃって・・・。」
浩平の顔が真っ赤になる。
「そっか、
そうなのね・・・。
でも、むしろOKよ。
昨日のことを思い出して勃起してくれるなんて、
協力した甲斐があるわ。」
「そ、そうですか?」
浩平の表情が明るくなる。
「ええ、そう。
嬉しいくらいよ。
あ、これなら今日はヌード画像とか要らないわね。」
美咲が明るく話す。
「あ、そ、そうですね。」
浩平は照れ笑いを浮かべた。
* * *