高山の回想 その3〜前日-1
クリニックから戻ると私はとにかく必死に本にかかれている事を覚えました。大変だったのはドイツ語で書かれている事だけで、性行為に関する記述ですので勉強するのは全然苦にはなりませんでした。
そして、金曜日、ランチを食べた後、ソフィアに部屋に来るように言われました。部屋を訪れると、先日のクリニックの検査結果、肉体的には合格だった事を告げられました。
「ショー、検査結果は合格よ。あなたの男性機能は素晴らしい数値でした。でも、それだけじゃぁダメ。今から最終試験を行うわ」
そう言うと、ドレスを脱ぎ私の前で全裸になったのです。初めて目にするソフィアの裸体…見事にツンと上を向いた乳房、キュッとしまったウエスト、張りのあるヒップ、そして淡い金髪の恥毛からほんの少し女性器が覗いています。
クリニックのエマの女体が若く未だ成熟しきっていない青い果実だったのと比べると、ソフィアは完熟した大人の豊潤な肉体、美しさの中に男を虜にするような妖艶な身体です。
その美しい女体に目が釘付けになっていると、ソフィアが自分の身体の部位を指さして、
「ショー、ここの名称は?じゃぁ、ここは?」
私にドイツ語で答えさせていきます。特に女性器の周りは大きく脚を広げた状態で、尿道、クリトリス、大陰唇、小陰唇などを答えさせられました。女性の身体に対するテストが終わると次は体位に関してでした。
挿入を禁じられながら、春画に描かれていた体位を実際にソフィアの身体と私の身体で密着して演じるのです。私の頭の中はパニック状態でした。やりたい、入れたい、出したい…その欲望で頭がおかしくなりそうです。
「ショー、我慢しなさい…今挿入したら、ワークアウトには永遠に参加できないわよ。今我慢出来たら、後でもっともっとたくさんの女性と素晴らしい経験ができるのよ。私とも、あなたが気になっているアンナともね…」
私はこの拷問ともいえる誘惑に打ち勝ちました。全ての体位を挿入せずにやり切ったのです。もう私のペニスは固くなり過ぎてパンパンに膨れ上がっていました。
「ショー、よく勉強したわね、それにちゃんと我慢できたわ…約束通り後でワークアウトデビューさせてあげる…でもその前にその暴れん坊を鎮めてあげなきゃね。」
そう言うとソフィアがベッドルームのドアを開けました。そこにはエロティックなランジェリー姿のアンナが立っていました。導かれるようにアンナの目の前まで連れていかれると、アンナはその整った顔を静かに近づけ、私の唇に蕩けるような熱い口付けをしてくれました。同時に下半身には、ソフィアが跪いて、パンパンに膨れ上がった私のペニスを口いっぱいに頬張っています。
「ショー、本当は今すぐセックスしてあげたいんだけど、後のお楽しみにしてね。ソフィアのフェラチオもすごく上手だって評判だから…」
アンナが唇を離してそう囁きます。美少女とキスしながら、美女が私の下半身に蹲って口で奉仕し、今度は美女とキスしながら、美少女が口に頬張って舌を亀頭に絡ませてくる、そんな夢のような時間はあっという間に終わりを告げてしまいました。
キスとフェラチオだけで10分も持たず、いかされてしまった私は、恥ずかしさもあって、自分の部屋に逃げ込んでしまいました。エマとの時は薬の効果もあったのでしょうが、30分以上も達せず我慢できたのに、ソフィアとの疑似性交も耐えれたのに…アンナとソフィアに代わる代わるキスとフェラチオをされて、あっという間にいってしまうなんて…しかし、彼女達のキスもフェラチオもどちらも脳が蕩けるような快楽でした。