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ひととき略奪
【その他 官能小説】

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看護学生 村山優衣@-1

駅前のオシャレなカフェ。

そこでは、かわいい女子学生と冴えないおっさんという不釣り合いな2人組が何やら話をしていた。

女の名前は村山 優衣(むらやま ゆい)。年は20才。
丸顔でくりくりっ、とした目が印象的で、リスのような小動物を連想させる。
服装はTシャツにGパンと色気のないラフないでたちではあるが、小柄な優衣にとってはTシャツのサイズが少し大きいらしく、襟首からは豊満な胸の谷間がチラチラと顔をのぞかせる。

その優衣の前に座るおっさん……直人は、そのイヤらしい目線を終始胸元へと向けている。


「父はお医者さんをしてまして、数年前にローンを組んで開業したのですが…」

優衣はポツリと身の上話を始める。

「先月、過労で倒れてしまったのです。」

「それ以来、収入は途絶えている上に、毎月のローンの返済があって……私の学費を払う余裕がない、って親に言われてしまったんです。」

くりっとした大きな目が涙でにじんでいるように見える。

正直、身の上話にあまり興味がない俺は、早速本題へと入ることにした。


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