ヒトミとトオル -夢精に纏わる二人の関係-(2021/05/10)-8
「あぁぁぁぁ。」
トオルの口から自然と声が漏れ出てくる。
「ほら、
トオルは自分でしごいてちょうだい。」
「う、うん。」
ヒトミに促され、トオルは陰茎を握り、上下に動かす。
次に、ヒトミはカリの部分を刺激し始めた。
右手の親指と人差し指で輪っかを作り、
カリの段差部分を柔らかく締め付けて、
右、左、右、左・・・という感じにくるくる回転させる。
そして、輪っかをカリに引っ掛かけるように、
細かく上下に動かした。
「あぁぁぁぁ・・・。
ううぅぅぅぅ・・・。」
「ヌルヌルもたくさん出てきてるから、
これも使うわね。」
ヒトミは亀頭の割れ目から溢れ出てくる透明な粘液を、
右手の手のひらで亀頭全体に塗り込むように擦り付けた。
トオルの右手が陰茎をしごき、
ヒトミの右手は亀頭をこねくり回す。
さらに、ヒトミは左手を陰嚢に添えると、
睾丸を意識しながら優しく揉み込んでいった。
トオルの腰がくねくねと動き出す。
「あぁぁ・・・、
僕・・・、
出ちゃいそう・・・。」
トオルが限界に達しようとしていた。
「分かったわ。
仕上げは私に任せてちょうだい。」
トオルが手を離すと、
ヒトミは改めて右手で陰茎をしっかりと握った。
そして、手で精液を受けられるように勃起の角度を調整し、
亀頭の前に左手の手のひらを差し出した。
「トオル、いい?
全部出すのよ!」
ヒトミは陰茎を握った右手をリズミカルに動かした。
「あぁぁぁ・・・、
はぁぁぁぁ・・・・、
くぁぁぁ!
で、出る、出るよ!」
「いいわ!
出して!!」
その瞬間。
びゅっ!!
尿道口から、凄まじい勢いで精液が飛び出てきた。
びゅっ!
びゅっ!
びゅっ、びゅっ、びゅっ・・・!!
「すごい!
すごいわ!
さっき出したばかりなのに、こんなに!」
ヒトミは感嘆の声を上げながら、右手を動かす。
勢いのよい射精が一段落した後も、
ヒトミは残りの精液を搾り出そうとして、
陰茎の根元から亀頭の先端まで丁寧にしごき続けた。
「トオル、まだ出てくるわ!
ほら。
ほら、ほら!
あ、まだ出てくる!」
ヒトミの右手の動きに合わせて、
白濁した精液が亀頭先端の尿道口から出てきては、
ヒトミの左手にどろりどろりと溜まっていく。
「はぁぁぁぁ・・・、
うぅぅぅぅぅ・・・。
くぅぅぅ・・・。
も、もう・・・・、僕・・・、だめ・・・。」
何度も何度も執拗に精液を搾り出されたトオルは、
遂には床にへたり込んでしまった。
* * *