ヒトミとトオル -夢精に纏わる二人の関係-(2021/05/10)-7
「今回は私が剥いてあげる。」
ヒトミはそう言って、
右手で陰茎をぎゅっと握ると、ぐーっと表皮を押し下げた。
「はうっっ・・・。」
トオルが思わず声を漏らす。
トオルの声と同時に、
赤ピンク色をした亀頭全体が露出した。
カリの部分が亀頭の存在を強調している。
「うん、きれいに剥けてる。
それにしても・・・、
トオルのって・・・、
なにげにいい形してるのよね。」
ヒトミは亀頭のすぐ近くに顔を寄せ、まじまじと見つめて呟いた。
亀頭先端にある尿道口からは透明な粘液が溢れ出し、
ツーッと垂れ始めている。
「そ、そんなに見ないでよ。
僕・・・、
恥ずかしいよ。」
「えっ?
恥ずかしい?
トオルったら、
なーに寝ぼけたこと言ってるの?
ついさっき、私の目の前で
ぴゅっぴゅ、ぴゅっぴゅ射精したの誰だっけ?」
「そ、それはそうだけどさ・・・。」
トオルが真っ赤になる。
「まぁ、いいわ。
オナニーを続けるわね。」
ヒトミはそう言うと、
右手の手のひらで亀頭を包むようにして握り、
優しくマッサージをし始めた。
* * *