ヒトミとトオル -夢精に纏わる二人の関係-(2021/05/10)-6
トオルの2度目の勃起が始まった。
ヒトミの手の中で、
陰茎が少しずつ固く、太く、大きくなっていく。
「トオル!
大きくなってきた!」
ヒトミは一旦両手を離し、
ペニスが勃起していく様子を見守る。
ぐっぐっぐっ・・・。
陰茎はさらに大きく、上向きになっていき、
やがて、ほぼ真上を向く程に完全に勃起した。
「やっぱり、トオルのって、結構立派なのよね。
・・・でも、
・・・・・・。」
勃起したペニスを見ながらヒトミが呟く。
「ねえ、トオル、あのさ・・・、
さっきは黙って見ていたんだけど・・・、
やっぱり言うわね。
そこ、全部剥いた方がいいと思う。」
「どこ?」
「先よ、先。
キ、ト、ウ。」
ヒトミは亀頭部分を指差した。
トオルのペニスは、1回目の勃起時と同様、
亀頭のカリ部分に皮が覆い被さったままになっている。
「ちゃんと剥いて、
全部出してオナニーする方がいいわよ。」
「そうなの?」
「うん、そう。
これはトオルの将来のことを思って言ってるの。」
「そうなの?
・・・分かった。
ヒトミが言うなら、そうする。」
「素直でよろしい。」
ヒトミが少しおどけた調子でトオルに言うと、
トオルは照れ笑いを浮かべた。
* * *