女らしく【番外01】『まっどとマッドとMad』-4
「でも、我輩も優しいデスカラ♪」
その言葉に男は希望を見出だす。
「楽に送りマスヨ♪」
顔から血の気が引いていく…
天国から地獄へ叩き落とされる。
次の瞬間…
グサッ!
「Good night♪良い死後の世界ヲ♪」
僅か三十分足らずの間に異形となった四人の男が消えた…
「じゃあ、帰りマスカ…」
ミリィに腕を取り付け、背中に負う。
そろそろ起きる頃デショウカ。でも…
「寝顔はキュートデスネ♪」
安らかな笑みを浮かべている。
こうして見ると、普通のなんデスケドネェ…
「……ありがとうございます博士♪」
「オンヤ?起きてたのデスカ?」
安らかな笑みは、満面の笑みへと変わった。
「はい♪気付いたら博士の背中でした」
戦うところは見られてないようデスネ…
「ミリィ、逆らうヒト達にはフル装備で戦いなさいと言ってるデショ…
あの程度の奴等軽〜〜〜く塵に変えれるデショ♪」
「だって…」
まあ…優しい娘デスカラ…
大方、希望を捨てず、最期まで説得しようとしたのデスネ…
「仕方ないデスネ…今度は我輩も一緒に行きますヨ♪また変なヒト達に絡まれたら大変デスカラ」
途端にミリィの顔がパァ〜っと輝く。
「ありがとうございます博士♪絶対ですよ!」
OK〜。
「じゃあ、それが終わったら…パフェを食べに行って……新しい…服を見て……それから…博士と二人で………くぅ…」
おやすみなさい…ミリィ……良い夢ヲ♪
我輩の最"狂"傑作にして愛しき存在…
悪霊により、両手両足を失いながらも希望を捨てず、我輩の狂った科学によって生まれ変わった哀れな存在…
帰ったら………
お仕置デスヨ♪
嫌いな納豆地獄デスカラネ♪
続ク…?