教師 小林千佳-3
「ただ…はじめて会った男女がお金の貸し借りをするんだから、先にしっかり信頼関係を築かないとねえ。」
そう言って俺は千佳の肩に手をかけた。
「山田さん…」
「山田さんとは他人行儀だねえ。“直人さん”って呼んでくれないかなあ、“千佳ちゃん”」
「直人さん…私にはそんなことできません…」
「そっかー、できないんだ。じゃあいいよ。自分で稼いでコツコツ奨学金返しなよ。返し終わるころには30才過ぎちゃってるかな。それまで気長に待ってくれる優しい彼氏さんだといいね。」
千佳は黙りこみ、無表情でうつ向く。
無表情の美人もいいもんだ…俺は思わずニヤリと笑みこぼす。
それでは始めるとするか…俺は千佳の肩をゆっくりと引き寄せ、千佳をのぞきこみ、そして顔を近づけ………
その上品な唇を奪った。
千佳の唇はこわばっているものの、かすかなぬくもりを感じ、それだけでも俺のエロスを刺激する。
千佳の唇を堪能した俺はそっと唇を離す。千佳は無言のままだ。
それでは…俺は再び千佳と唇を重ね、ゆっくりと舌を中に入れようとする。
「イヤッ………」
千佳はか弱い声を上げ、小さな手を使って俺を突き放そうとする。
「お前、今の立場分かってるのか??こんなんじゃあお金貸せないなあ。」
じれったくなった俺は少し声を荒げる。千佳は諦めたような顔をしている。
「むしろベロチューぐらいお前のほうからしてこいよ。そんなんじゃ信頼関係は築けないぞ。」
そう言われて覚悟を決めたのか、千佳はためらいがちに顔を近づけ…
俺と唇を重ねた…
そして恐る恐る舌を俺の口に少しだけ入れる…
今だ!!
俺は千佳の舌に容赦なく吸いつき、強引に俺の舌とねっとり絡み合わせる。
「うっ………」
千佳は突然のことにびっくりしたのか、思わずうめき声をあげ、舌を引っ込める。
しかし俺の舌は容赦なく千佳の舌を追いかけ、千佳の口の中に入り、思う存分蹂躙する。
どれぐらいの時間が経ったのだろう…千佳の口の中を堪能した俺は、ゆっくりと顔を離した。
「はぁ…はぁ…」
口の中を俺の味で満たされた千佳は、少し息切れしながら、ぼーっとした顔をする。
「まだまだこれからだぞ、千佳。次はブラウスのボタンを外してもらおうか。」