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僕と社長と不思議な彼女
【コメディ 恋愛小説】

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僕と社長と不思議な彼女-5

ああ、デシャビュ……

「まぁ、取敢えず明日から頼むよ」

「明日から……?」

「明日帰国するからな」

帰国子女か…………
帰国子女!?

「無理無理無理ですって!
帰国子女なんて会った事すらないですよ!」

きっと外国文化にかぶれていて、嫌味な事を言われる(勝手な偏見)

「大丈夫だ
ウチの妹はおっとりしていてる
大和撫子というのが似合う女子だ」

外国かぶれの大和撫子……(偏見)
しかし、相手が誰だろうと仕事だという事には変わらない
やらなければならないのだ
何故なら、葉月には拒否権、その他諸々は存在しないからである

「やります……やらせて頂きます」


大丈夫!宮島葉月、好きな言葉は『やる気元気勇気』
実は結構やる気なのだ!

「不安だ……社長、今日はちょっと早退します……」

やる気……だと思う





次の日

「そんなに固くなるな
別にウチの妹はキミを捕食したりはしないぞ」

当たり前だ
帰国子女だというだけでガチガチなのに、そんな特殊アビリティまで装備していたら困る

「わわわかってますよよょ……」

解っちゃいるが、怯えてしまう
それが宮島葉月

「来たわよ」

「うえっ!?」

前からリムジン(異常なまでに長いやつ)が来る

ブゥゥゥン
キキッ
パッ
バタン

※都合上擬音のみでお送りしました

リムジンから出て来たのは、どこかで見た事がある顔の人――
というか冷に良く似ている

「葉月くん、紹介しよう
コレが我が妹のあ――」

「梓[アズサ]だよぉ!
よろしくねぇ!」

冷の言葉を遮り、自ら自己紹介をする
恐らく自己主張が強いのだろう


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