僕と社長と不思議な彼女-4
「あー話し忘れていたが、キミには重要な仕事がある」
「重…要?」
「あぁ……恐らくキミにしかできない大変な仕事だ」
「僕にしか……」
ゴク……と喉がなった
「キミの仕事とは……」
「僕の仕事とは……?」
「私の妹の相手だ」
しばしの沈黙のが流れ
ズコー
葉月はコケた
「足腰が弱いな……鍛えなさい
アイツの相手をするならば運動神経も――」
わざわざコケるリアクションまでした葉月を一瞥し、話を進めようとする冷
「ちょ…ちょっと待って下さい」
葉月はそんな冷の言葉を遮る
彼女の言葉にはいつも驚かされるが、さっきの言葉が一番驚いた
「妹さんのお相手をするのが、僕の仕事なんですか!?」
答えは解っているが、一応確認を取る
「うむ、なかなか物分かりが早いな」
葉月は、少し目眩を覚えた
確かにそれなら仕事が少ないのも頷ける
だが、何故自分なのか……
「…………あっ、そういえば……」
勧誘の時に彼女が言っていた
「私の妹がキミに興味を持ったらしい」
あぁナルホド
それなら納得(^ー^)
ってんな訳あるか!!
「じゃあ何で秘書として雇ったんですか?」
最初から子守役で雇えば良いのに
「それは、ノリだ」
あぁナルホド
それなら納得(^ー^)
ってんな訳あるか!!