翌週-1
翌週、出張から戻った、美術部顧問の沙織と会った。
合流して、まずはカフェでランチを食べる。
今日も、清楚なスーツ姿で、見惚れてしまう。
相変わらず、膝丈のスカートから出た足は、綺麗である。
食事をしながら、美緒のことを言おうかどうか迷ったが、結局、言わなかった。
ランチの後、2人はラブホテルへ向かった。
沙織は黙ってついてくる。
部屋に入ると、
『先生、すぐにスーツを脱いで、ブラジャーとパンティだけになって!』
と、命令口調で言う。
言われるままに、沙織はジャケット、スカート、ブラウスと脱いでいく。
そして、ストッキングも脱いで、ブラジャーとパンティだけの格好になった。
今日も、純白のブラジャーとパンティで、清楚感が堪らない。
部屋に備え付けてあるポットでお湯を沸かし、コーヒーを煎れる。
コーヒーを飲みながら、
『今日、先生に会うのは楽しみで楽しみで。』
と、野田が言う。
『・・・私もです。』
と、沙織が言う。
話を聞くと、沙織には20代後半に、結婚を前提に付き合っていた男性がいたという。
しかし、破局してしまい、それ以降、ずっと男っ気のない生活を送ってきたようだ。
『じゃあ、10年以上も、セックスのない生活で?』
『はい。その分、仕事一筋で生きてきました。』
『そんな良い身体をしているのに、勿体ない・・・』
『ありがとうございます。』
2人は、シャワーを浴びて、ベッドに入る。
この日、沙織は、貪欲で積極的だった。
何も言われなくても、自分から野田のチンポを咥える。
そして、上にまたがり、騎上位で、自分から腰を振る。
正常位でピストンをすると、声が出始めた。
明らかに、前回よりは悶えるようになっている。
『オマンコ気持ち良い?』
と、野田が聞く。
『はい。』
と、と小さい声で返事をする。
1回戦は、普通に正常位で射精をした。
しばらくベッドで微睡んでいると、また野田のモノが勃起してきた。
2回戦目は、バックから沙織を突く。
沙織は髪を振り乱しながら感じている。
時折、お尻を軽く叩いてやる。
すると、沙織は、更に感じてくる。
結局、その日、都合3回も、セックスをした。
沙織は、どうやら野田とセックスをするのはイヤではないようだ。
かと言って、積極的に楽しむということもない。
複雑な感じだが、それでも感じているのを、必死に我慢する沙織を見るのは、妙に興奮する。
次のデートの約束をして、沙織と別れた。
翌日の夜、隠れ家で仕事をしていると、美緒からラインが入った。
『昨日、波多野先生とエッチしたでしょう?』
いきなりのパンチである。
返信を出来ずにいると、立て続けに、
『だって、先生、今日、すごく優しくて、ニコニコしてて、いつもと全然違ったから。』
と、送ってくる。
どう返していいのか分からない野田は、
『子どもは知らなくてもいいんだよ。』
と、とんちんかんな返事を返した。
結局、半分、脅しに負けるように、美緒とのデートを約束させられた。
『じゃあ、今度の日曜日、楽しみにしてますね。』
と、ラインが送られて来て、野田は半分、戸惑っていた。