浮気の後の夫との性交2-2
その日、ユウコは生理が来たといって一人でシャワーを浴びた。
ケンイチも疲れたといって昨夜タナカとユウコが汁を飛ばしながら性交したベッドに早めに横になった。
昨夜の様子を思い浮かべていると、先ほどまでの沈んだ気持ちがどこかに飛び去り、ケンイチの股間は大きく膨れ上がった。
やはり一刻も早く動画を見たい。
ユウコがタナカの男根に縋りついて愛しているといっているところを繰り返しみたい。
いつまでも寝付けないらしいユウコの様子を背中で感じながらケンイチは強くそう願った。
本当に生理なのか、ユウコが寝たら股間を確認しようと思っているうちに、いつの間にかケンイチは眠りについてしまった。
翌日ケンイチはこっそりトイレのサニタリーボックスを覗いた。
以前よりユウコが生理になると、捨てられたナプキンやタンポンの臭いを嗅いで、股間を膨らませていたのだ。
中身は空だった。
やはり自宅でのタナカとの激しい性交や、家にまで行って妻の様に仕えたことが後ろめたかったのであろう。
ユウコの心がタナカの男根に行ってしまったのは悲しいが、性交の様子が記録された動画は一刻も早く見たかった。
翌日も生理だといってユウコが一人でシャワーを浴びると、ケンイチはその間に大急ぎでSDカードを回収した。
脱衣所でタナカの男根を咥えているところは特に見たかったが、シャワーを浴びるユウコが不審に思うことを恐れ、回収は後回しにした。
それに下着を見れば、本当に生理かどうかがわかるが、今のところは騙された振りをしていたかった。
通勤カバンの奥深くに回収したSDカードを大事に入れると、タナカはほっと息をついた。
膨大な枚数になるが、明日残業だといって会社のPCで中身を整理しよう。
会社は老人ばかりで、PCが使えるものはほとんどいなかった。
夜になれば、事務所にはケンイチしかいなくなるはずだ。
「……ねぇ……」
寝室に入ってきたユウコは、甘えた声を出した。
「え?」
「生理だから仲良くできなくてごめんね……」
「それはしょうがないだろう。謝ることでもないし……なんだよ急に……」
ユウコはケンイチの胸に縋りつくようにしてベッドに入ってきた。
「大丈夫?……してあげなくて……」
タナカとユウコが性交していたベッドに寝ていると思うだけでケンイチの股間は軽く勃起しており、明日事務所で見るつもりのSDカードの中身を考えると股間はさらに膨らんでいた。
ケンイチは我慢できず、ユウコを抱き寄せると、タナカの精液を何度も飲んだ口に舌を入れ、ユウコの口の中をなめまわした。
ユウコはほっとしたようにケンイチに腕をまわし、舌を長く伸ばしてケンイチの舌を受け入れ、からませた。
そしてすでにケンイチが強く勃起していることに気づき、下半身を裸にした。
「やっぱりしたかったんでしょう?……気持ちよくしてあげるね……」
ユウコは上気した頬でケンイチの男根にほおずりをしながら、小さな声で言うと、ブラジャーを外し、上半身だけ裸になった。
すでに乳首は固くとがっていた。
ユウコはいつものようにケンイチの足元に跪き、足の指を一本一本音を立て舐めていった。
指の間にも舌を差し込み丁寧になめると、ケンイチの男根はさらに強く勃起していった。
ユウコは膝をなめ、胸を押し付けながら太腿を何度もなめまわした。
ケンイチが無言で両足を上げると、肛門に舌を伸ばし、袋の裏も丁寧になめていった。
どれもこれもケンイチが教え込んだもので、先日タナカにもしていた行為だ。
かつては男根の擦り方もよく知らなかったユウコに毎日教えたのだ。
今では床に飛び散った精液もズルズルと音を立てて飲んで見せて、男を喜ばせるまでになった。
ケンイチの肛門に指を入れ、男根を喉の奥咥えて頭を振るユウコの顔を見ながら、ケンイチは感慨深く結婚以来の日々を思い返した。