浮気性交1-1
ケンイチはある日いつものように、週末にタナカを家に呼んだ。
そのことを数日前にユウコにいうと、何気ない風を装っていたが、かすかに顔が赤らむのを見逃さなかった。
またタナカに抱かれ、キスをされることを考えているのだろう。
もしかしたら、また手での射精を求められるかもしれない、そんなことも思っているのかもしれなかった。
その日ユウコには、極端なミニのタイトスカートをはかせた。色は白で、もちろん下着が透けて見えるものである。
下着は性交用の小さく細い、性器が透けて見えるものを履かせ、上は胸が大きくあいたカットソーで谷間を強調させた。
普段何も言わないのに、ユウコは鏡の前で何度も尻を確認し、
「見えてない?透けてない?」
と何度もケンイチに聞いた。
「大丈夫だよ、足がきれいに見えるよ。」
そういうと、ユウコは嬉しそうに笑った。
タナカはいつものように玄関先でユウコを見て目を輝かせ、ケンイチに挨拶しているときも、目でユウコの尻を追っていた。
尻にも背中にも、細い下着の形がくっきりと出ていた。
ユウコが歩き、尻を揺らすたびにタナカは声が上ずり、尻を凝視した。
前かがみになると胸を覗き、立ち上がる時にはスカートの中を覗き込もうとした。
酒が回るにつれ、どんどんタガが外れる様子をケンイチは胸を高鳴らせてみていた。
飲み始めて一時間ほど過ぎた時、ケンイチは尻ポケットからスマホを出した。
「うわっ……呼び出しだよ……トラブルだな」
「え?」
タナカは一瞬驚いたが、次の瞬間顔を歓喜に輝かせた。
「それでは会社に行かないとだめですね」
「大丈夫なの?…..お酒飲んでいるでしょう?」
ユウコは心配そうな顔をして言った。
「タクシーで行くさ。呼ばれて現場にいないことのほうがよほど問題だよ。」
ケンイチはそういうと、顔を洗って服を着替え、通勤カバンにWebカメラを見るためのタブレットPCをいれ、玄関に急いだ。
「僕もしばらくしたら失礼します」
タナカは嬉しそうな顔でそう言った。
ユウコはまるでタナカの妻のように傍に立ち、ケンイチを送り出した。アルコールのせいか、首筋まで顔を赤らめていた。
「多分今日は帰れないから、戸締りしっかりな。」
ケンイチはそういうと、アパートの裏にある暗い駐車場に走り、車の後部座席に乗り込んで背中を丸め、タブレットPCで部屋を覗いた。
震える手でイヤホンを差し込み、ボリュームを上げた。
ユウコはすでにタナカに肩を抱かれて、腕の中にいた。
タナカはすっかり興奮しており、ズボンの前が高々と隆起していた。
「この間約束したでしょう……もうああいうことはおしまいね」
ユウコは口ではそう言いながら、頭をタナカの肩に乗せ、まるで普通の恋人同士の様であった。
タナカはせわしなくユウコの背中に手をまわし、尻を触ろうとしたが、ユウコはそうすると身をよじってそれを避けた。
「……もう……駄目だって言ったでしょう……はい、これ飲んだらおとなしく帰って」
ユウコは胸の谷間を見せながらタナカにより、ビールを注いだ。
タナカは胸を覗きこみながら、
「ね、もし何か軽いものがあったら食べたい」
と言った。
「ごめんなさい、用意してたのに……」
ユウコは立ち上がり、キッチンに立った。
タナカはチャックをおろすと、勃起した性器を出して自分でしごきながら、ゆっくりとユウコに寄っていった。
もちろんユウコもそれに気づいていたはずだ。
チャックを下す音も聞こえただろう。
しかし後ろは振り返らなかった。
タナカはユウコのすぐそばによると、背中と尻に浮いた下着をじっくりと見た。
そして急にスカートをまくり上げると、尻に男根をこすりつけ、腰を振り始めた。
ユウコはその時になって大げさな悲鳴を上げて、タナカから逃げようとした。
「ね、もう本当にダメ……お願いもうやめて……」
そういいながら尻を振った。
尻をわずかに覆うだけの下着が丸見えになり、タナカはもう引けないところまで興奮していた。
「すごいね。いつもこんなに小さくていやらしい下着を着てるの?ヨシダさんとこれ着てやってるの?本当は今日もこの後するつもりだったんだろう?」
「違います。もうやめて……」
ユウコは尻を丸出しにして、形ばかりスカートのすそを押さえていたが、タナカの性器は尻の間に挟まったままであり、ユウコは口とは裏腹に尻を動かしてタナカに快感を与えているように見えた。