性交奴隷契約3 夫の前で-1
出張中の健二の仕事は順調だった。
しつこく営業をかけていた会社で、大量の消火器を買い上げてくれることが決まったのである。
「ありがとうございます!」
深く頭を下げる健二に、購買担当は面倒くさそうに納品日と精算方法を確認し、すぐに席を立ってしまった。
この商談が決まれば、出張している必要もない。
そう思うと、健二は一刻も早く家に帰りたくなった。
ここ数ヶ月、和子とまともに性交する時間が取れず、健二がその気になると和子が生理だったり、体調が悪いと言われ、手や口で射精させられることが続いていた。
また、子供部屋の様子を気にし、武志に声を聞かれるからと断られることも続いていた。
今日ならば武志も家にいないし、明日は休日だ。たっぷりと和子の豊かな身体を堪能できる。
健二は小走りに駅に向かい、今夜の性交への期待に胸を弾ませた。
そして股間を熱くしながら自宅に近い駅を降りると、駅前の無料駐車場に停めてあった軽に乗り込んだ。
まだ9時前だ。久々に和子と酒を飲み、気が済むまで性交を楽める。
車を飛ばして家の前まで来た健二は、家の前に岡本の大きな車が停まっているのを見て息を呑み、急ブレーキをかけた。
胸が大きく高鳴り、これはなにかの間違いではないかと、あらゆる可能性に思いを巡らせた。
健二は静かに家の前でUターンし、離れたところに車を止めた。
心臓が破裂するのではないかと思えないくらい高鳴っていた。呼吸が苦しくなり、手足は冷たくなり細かく震えだしていた。
この時間に和子しかいない家に来て、岡本が何をしているのか、想像するのも恐ろしい。
長い間躊躇した健二は、車を降りてヨロヨロと徒歩で自宅に向かった。
何度も引き返そうと思いながら、玄関を開けようとすると鍵がかかっていた。
再び胸が大きく高鳴った。
ポケットから鍵を出そうとするが、手が震え鍵穴に鍵が入らない。ガチ、ガチと音を立て、ようやく鍵を開け、ゆっくり、静かにドアを開けた。
ドアの隙間から顔を入れ、様子をうかがったが、室内は静まり返り人の気配もなかった。
静かに息を吐き、玄関に入った健二は、二階からのかすかな物音にギクリと肩をすぼめた。
健二は足音を忍ばせ、階段を登った。踊り場まで来た時、明らかに和子が性交の時に上げる声が聞こえ、健二はその場にへたり込んだ。
「うんっ…うんっ…うんっ…あ…あ…」
健二は手足を震わせながら夫婦の寝室の前に立った。
中からは、ギシッギシッという規則的な音がした。そして和子のすすり泣くような声とともに、岡本の上ずった声が聞こえた。
「和子さんは本当にスケベだ、オマンコから汁がいっぱい出てるじゃないか……ほら、ここが気持ちいいんだろう。言いなさい。」
「…ああ、いやっ…恥ずかしい…はい…オマンコの上のところが気持ちいいです…」
「奥のところもだろう、言いなさい。」
「あ…あ…あ…いやぁ…」
健二はガタガタと震える手で寝室のドアを静かに開け、隙間から中を覗き込んだ。
普段夫婦が寝ているベッドの上で、見たことのないスケスケのベビードールを着た和子が丸い大きな尻を岡本に差し出し、全裸の岡本は和子の尻を抱え腰を振っていた。
健二は呆然と立ち尽くした。
本来なら、中に駆け込み岡本を殴り倒さなくてはならないのだろう。しかし健二は思わず逃げ出そうとした。
今までの人生で、面倒なことが起きるといつもそうしてきたからである。
そして健二は涙に目をうるませながら、股間が熱く勃起しているのに気づいた。
こんな馬鹿なことはない、そう思いながら、健二はズボンの上から暫く股間を擦っていたが、やがて我慢ならなくなり、チャックを下ろすと男根を引っ張り出し、二人の性交の様子を覗きながら激しく擦りだした。
悲しくて涙が止まらないのに、男根からは快感が次々に溢れ出し、手を止めることができなくなっていた。
やがて岡本はベッドに横になり、和子を上に乗せ尻を振らせた。
「あ…あたる…あたる…奥に当たる…」
「ああ、和子さんのオマンコが締まって気持ちいいよ。」
パンッパンッという和子の大きな尻が岡本の体に当たる激しい音がし、やがて和子が性器を強く押し付けながら岡本にキスをねだると、暫くして岡本が大きく呻き声をあげた。
岡本の玉が上がり、和子の性器の奥深くに射精したことがわかった。
和子も岡本にすがりつくようにしながら長い快感の声を上げた。
「…岡本さん…好き…ああん…いっぱい出てる…熱い…」
岡本の射精が収まると和子は岡本の体から降り、紅潮した顔で岡本の隣に横になった。
そしてどちらからともなく抱き合い、長いキスをした。
これまで何度も性交をしているのがよくわかり、健二は絶望感に襲われながら湧き上がる快感をこらえきれず、遂に射精をした。
ドアの外でケンジが射精している間、和子は岡本と舌を絡めながら、未だ赤黒く勃起し、精液を垂らす岡本の男根を愛おしげにしごいていた。
やがて股間からは岡本のが放った精液が溢れ出し、普段夫婦が性交しているベッドの上にシミを作った。
数週間溜めに溜まった精液はいつまで経っても健二の男根から溢れ続け、健二は声をこらえながら男根をこする手を止められ無かった。