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マザーコンプレックスMEGA MAX
【熟女/人妻 官能小説】

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選ばれし者の悩み-2

 「行ってきまーす。」
 「ああ、行ってらっしゃい。」
 じいちゃんもばあちゃんも元気です、電車通学ですから朝は早いです。
 毎日同じ時間の同じ車両に乗ります、だいたい顔見知りになりますが、話しかける事も挨拶する事も有りません。
 でも素敵なオバサンを見つけて目が合うと会釈というか笑いかけると、笑顔が返って来るので、嬉しいです。

 「光太郎!またオバサン狩りか?高校生が不健全な事したらあかんよ。」
「ケンちゃん、今日は遅いやん。」
 「朝練無くなったからな、これからゆっくりできるわ……この時間混んでるな、カワイイ娘、多いやん。」
 他校の女子高生もたくさん乗ってます。
 ぼくとケンちゃんは背が高いので周りを見渡せます。

 ケンちゃんは同年代の女の子が好みだけど、ぼくは、年上のお化粧もちゃんとして髪も少し明るく染めて、服装もオシャレなオバサンが気になります。

 「光太郎、お前その、熟女趣味、絶対事故起こすで、同年代にしとき、カワイイ娘いっぱいおるのに。」
 「カワイイとは思うけど……まあそのうち相性が合う人が出てくるかなぁ。」
 「うちの高校、先輩も同級生も綺麗な人多いやん、巨乳先輩とかどうや?光太郎には似合いそうやで。」
 3年生のメチャ巨乳で有名な人がいます、顔はまぁ美人ですが性格が悪そうです、絶対に付き合いたく無いタイプです。
 「ケンちゃんの方が似合いそうや、見た目より付き合ったら、以外に性格ええかもよ。」
 ケンちゃんぼくの後ろを見てから、急に身体の向きを変えました。
 悪い予感がします、気づかれ無いように振り返ります、やっぱり……巨乳先輩です。
 周りに聞こえ無いように話してたつもりですが……分かりません。

 ケンちゃんと黙って電車を降ります、振り返らないで早足で改札を通ります。
 「ちょっとあんたら、止まり!」
 メッチャ恐い、メッチャ恐い、振り返るのがメッチャ恐い。
4人に囲まれました、3年の人達です。
 巨乳先輩が目を真っ赤にして睨んでます。
 「あんたら、瑠海に謝り!分かってるやろ!」
 巨乳先輩の隣で怒ってるのは3年生のロリ先輩です、顔の造りが幼いです。
 「ごめんなさい、聞こえていたなんて、悪気は無いです、先輩へのあこがれからの言葉なので許して下さい…本当にごめんなさい。」
 2人で土下座して謝りました。

 「瑠海!どないするコイツら、こらしめよか?」
 「ハリツケにして、ボコって………。」
 「え、エエエッ!」
 「嘘ぴよ〜ん、エリ、早よ行こ、授業始まるで。」
 4人が笑いながら行ってしまいました。
 ケンちゃんと無言で教室に向かいました。


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