ホテルでの性交-2
「あ…これ、武志からです。」
「おや、それじゃあ出ないとね。スピーカーモードで話しなさい。」
和子は股間から汁を垂らしながら、ハンドバックに手を入れ、慌てた様子で電話に出た。
「あ、私コーチの山本です、武志くんが怪我をしてしまって。」
「ええっ!!」
和子の悲鳴に山本は慌てた様子で言った。
「大怪我ではありません。走っていて他の生徒とぶつかったんですが、その時頭を打ってしまったんです。でも意識はありますし、吐き気や出血もありません。
場所が場所なので、念の為に病院に連れて行こうと思います…自分で話すかい?」
岡本は和子に後ろから抱きつき、首筋に顔を押し付け、和子の臭いをかぎながらゆっくりと下着を脱がせていた。
和子は片手で下着を押さえようとしたが、岡本は強引だった。
「あ、ママ。俺大丈夫だよ。大げさなんだよ皆。でも病院行くからすぐ来て。今どこ?」
岡本は和子の大きな丸い尻を抱えると尻肉を左右に拡げ、太ももまで汁を垂らした性器の奥に、固く勃起した男根を差し込んだ。
「あ、あ、あ…んん、あのね、今走っているけどね、遠くにいるの。とても遠いところ。あ…あ…、だからね、すぐにはいけないの。ん…ん…、でも行くからね、病院。待っていてね。」
和子は、息を荒げ、岡本が腰を振るたびに湧き上がる快感に身を捩らせながら、岡本に懇願した。
「お願いします。病院に行かせてください。後でお宅に行きますので、お願いします。」
「何を言っているの、武志くん普通に話していたでしょ。私のオチンポを気持ちよくする事のほうが大事なはずだよ。」
「……お願いします、お願いします。必ず後からしますから。」
「愛していると言いなさい。」
岡本の腰の動きは激しくなり、息を弾ませながら言った。
「愛しています。岡本さん、愛しています。」
「旦那より、子供より愛していると言いなさい。」
「主人より、武志より、岡本さんのほうが好きです。愛しています。」
暫く腰を振っていた岡本はうめき声をあげ、和子の身体の奥深くにドクドクと射精をした。
和子は武志のことを気にしながら、思わず一緒に快感の声を上げ尻を振った。
「ああ、途中邪魔が入ったけど、気持ちよかった。舐めてきれいにしなさい。」
「……」
和子はいつものように岡本の股間に入ると、尿道に残った精液を強く吸い、陰毛や腹に飛び散った精液をズルズル音を立てて舐めた。
そして和子は床に正座すると手をついて岡本に懇願した。
「お願いします。帰らせてください。」
「仕方ないね。じゃあ、シャワーを浴びますか。」
和子はシャワーの温度調節をしてから岡本の体を洗うと、隅にしゃがみこんで性器の奥から岡本の精液を掻き出し、口元の精液を洗い流して、嗽をした。
髪と化粧を整え、着替え終わった和子は岡本にわびた。
「岡本さん…ごめんなさいさい…。必ずお宅に伺います。」
「そうだね、せっかくバイブを買ったのに、まだお尻を気持ちよくしてあげていなかったね。」
岡本は和子を抱き寄せ、名残惜しそうにキスをした。