家族の団らん-1
「もしもし、ああ、どうも、岡本です。計算に時間がかかってしまってすいませんでしたね。奥さん今席を外していますが、小一時間後くらいに迎えに来ていただけますか。」
和子は、全裸で仁王立ちになった岡本が電話で健二と話す間、岡本の前に正座し、男根を吸っていた。
岡本はノラリクラリと電話を長引かせ、同じく全裸のまま、目を閉じた和子が、袋を指先で愛撫しながら音を立てて男根を愛撫する様子を眺めていた。
「ということで、奥さんがコツコツ返済いただいたいのでね、元金も少しは減って…ウッ……失礼、しゃっくりが出ました。ハハハ。じゃあ、後で。」
さんざん和子の性器や口の中に射精したと言うのに、岡本の男根からはまだ精液が飛び出した。
和子は口で受け止めると暫く味わった後、喉を鳴らして飲み込んだ。
「…ああ…まだこんなに出るんですね。」
「和子さんが上手だからだよ…ああ気持ちいい…。」
和子はいつまでもドロドロと溢れ出る精液を舌で舐め取り、岡本を満足させた。
二人は風呂に行くと、お互いの体を洗い合った。
「本当はボディソープを使ったほうが良いけどね、そういうわけにも行かないからお湯で洗ってあげようね。」
「…岡本さん、ありがとうございます。」
和子は岡本に背中を向けてしゃがみ込み、性器の奥から岡本の精子を掻き出すと、尻の割れ目を岡本の男根に押し当てた。
「硬い…」
岡本の男根は和子の尻の割れ目で刺激を受け、再び熱く勃起し始めていた。
「和子さんといるときりがないね。何度でもできそうだ。でも今は我慢しないとね。」
和子は手早く岡本と自分の体を拭き、化粧と髪を直すと、何事もなかったかのように岡本とお茶を飲み、健二を待った。
「すいません、色々お手間を取らせて。」
暫くして現れた健二がペコペコ頭を下げると、岡本は微笑みながら、
「奥さんがこまめに利子を払っていただいているのでね、こちらも助かります。」
と言った。
和子は顔を赤らめながら岡本に挨拶をし、健二の運転する軽の助手席に座った。
「…和子、色々済まないな。知らないうちに利子を払ってくれていたなんて知らなかった。」
「でも、まだまだ返さないと…。」
「…うん…」
暫く無言で運転していた健二は、人気のない田舎道で突然車を止めた。
「どうしたの?」
「…和子、本当にありがとう。」
健二は助手席の和子を抱き寄せ、キスをした。
和子は、ついさっきまで岡本と何度も舌を絡め、男根や肛門を舐め回し、大量の精液を飲んだ唇で、健二に優しくキスをし強く抱き合った。
家に帰ってきてからも、健二は何かと和子を気遣った。
「ママ、お帰りなさい。腹減った。」
「もう、そんなことしか言えないの?」
和子は笑いながらエプロンを着けると、台所に向かった。健二は一仕事終えたような顔で新聞を広げ、時折テレビを眺め、呆けた顔をしていた。
和子は時折話しかけてくる武志に微笑みかけながら、さっきまで岡本の男根を愛撫していた手で料理を作っていた。
頭の中は岡本にさんざん責められた肛門性交の事でいっぱいだった。
話には聞いていたが、肛門であんな快感が得られるとは思わなかった。でも便が付くのは恥ずかしい。
いっそのこと次は浣腸をしてから岡本に抱かれようか、そんな事を考え、いつの間にか股間が熱くなっていることに気づき、慌てて料理づくりに集中した。
家族三人での食事を終え、武志が風呂から出て自室に戻ると、健二は和子を抱き寄せた。
「今日は本当にありがとう。助かったよ。」
「何度も言わないで…夫婦なんだから。」
和子は自分から健二と唇を合わせ、大きな胸を押し付けた。
健二は息を荒げ、股間を大きく膨れ上がらせ、和子の手を取ると、風呂に向かった。
「…武志、起きてるかも…」
「大丈夫だよ、静かにすれば。声、我慢できない?」
健二は慌ただしくズボンを脱ぎ、和子に股間を触らせながら、嬉しそうに言った。
「パパ、嫌らしい、そんな言い方。」
和子は昼間岡本にしたように、両手で男根を愛撫しながら健二と舌を絡めあった。