夫婦性交-1
和子が岡本の男根に奉仕するようになって数ヶ月が経ち、やっと健二の仕事が決まった。
消火器を販売する小さな会社の営業だった。
「…良かったね、パパ」
夕食時、武志は嬉しそうに言った。
「うん、今までサボった分一生懸命働くよ。」
久々の明るい食事に和子も微笑みを見せ、三人は些細なことで笑いあった。
武志が寝た後、二人は久々に一緒に風呂に入った。
先に脱衣所で裸になっていた健二は、恥ずかしそうに入って来た和子の様子を見て、早々と男根を勃起させながら、和子の服を脱がせた。
「色々あったから、久しぶりだな」
「大変だったね…頑張ってね」
和子は両手で優しく健二の男根を包むと、キスをした。
その瞬間、醜い体をした岡本の男根を同じ唇で愛撫し、何度も精液を飲まされた事が頭をよぎり、思わず涙ぐんだ。
「なんだよ、泣くほど嬉しいのかよ」
「…うん、泣くほど嬉しい。入ろう、洗ってあげる」
新婚時代のように、二人は手で体を洗い合い、お互いの性器を刺激し合った。
そして事あることに長いキスをし、強く抱き合って、興奮を高めあった。
和子は健二に後ろから抱かれながら湯船に入り、乳首と性器を優しく愛撫されていた。
岡本と性交するときと違い、大きな声をあげて、健二の興奮を高めた。
「和子、布団まで持たない、出したいよ」
「久々ですもんね…」
健二は慌ただしく湯船から出ると湯船の縁に腰掛け、和子は股間に入り、健二を見上げた。
「大きい、パパ男らしくて素敵」
健二の男根はビクビクと上下に動き、先端から生臭い汁を流し始めていた。
和子は舌を伸ばして先端を舐め回した、舌の裏も使って健二にうめき声をあげさせた。
健二が好きな袋の裏も丁寧に舐め、玉が上がって射精が近づいた事を知った和子は、健二に優しく声をかけた。
「お口でいいの?」
「オマンコに入れたいけど、大丈夫?」
和子はハッと見を硬くした。ピルを飲んでいるのは、岡本しか知らない。
健二とずっとコンドームで避妊してきたのである。
だから風呂などコンドームがないところでは手や口で射精するのが長い間の習慣だった。
「最初だけしたいかなと思ったの…じゃ、お口で、ね…」
岡本にするときと違い、なるべく長く快感が続くよう、健二の股間に跪いた和子はゆっくりと頭を振り、舌を男根に絡ませ射精しそうになると口を離し袋を舐めた。
「和子、もう出る…」
健二の苦しげな声に、和子は男根を咥えるとブブブッと音がするほど強く吸い、同時に健二は射精した。
健二の精液は長い間溜まりに溜まっており、和子は次々に吐き出される精液を喉を鳴らして飲み続けた。
岡本の精飲は地獄の時間だったが、健二が気持ちよさそうに射精した精液を飲むのは。和子にとっても大きな喜びであった。
射精が収まった後も和子は優しく頭を振りながら男根を愛撫した。
「和子、すごい、内臓が飛び出たみたいだよ…」
健二はまだピクピクと動く男根を和子の口から抜くと、深い満足とともにため息をついた。