涙の男根奉仕-1
暫く床に手をつき、静かに泣いていた和子は岡本に背中を向け、無言で上着を脱いだ。
ブラウスを脱ぎ、地味なブラジャーを見せた後、長い間躊躇してスカートに手をかけ、
俯いてジッパーを下ろした。
ガードルと黒いパンティストッキングを震える手で脱ぎ、ブラジャーとフルバックの白いショーツ姿になると、和子は耐えきれず、両手で顔を覆って声を上げて泣き始めた。
岡本は股間を自分で擦りながら、和子が脱いでゆく様子を凝視していたが、泣き続ける和子の傍で裸になり、座布団と並べて和子を横にした。
顔を覆う手を払いのけると、岡本は遠慮なく舌を絡めようとした。
「…ああ…やっぱり…」
思わず和子は顔をそむけたが、ベロベロと唇を舐め回され、やがて根負けした和子が僅かに唇を開けると、岡本は興奮した様子で唾液を流し込みながら、和子の舌を貪った。
岡本は和子の下着を剥ぎ取り、ショーツの染みに目を留めた。
「和子さん、嫌がっているふりをしているけど、こんなに汁を出して…」
「ああ、嫌です…」
岡本はショーツを取り返そうとする和子を押しのけ、ショーツの汁に鼻を押し付け、満足気に深呼吸を繰り返した。
そして岡本は和子にのしかかると、既に立ち始めていた乳首をしつこく舐め回し、和子の性器を刺激し続けた。
目を閉じ、紅潮した顔で唇を噛みし目ていた和子の股間からは、いつの間にか座布団に垂れるほど汁がこぼれ落ちていた。
「随分いっぱい汁が出てきたね。本当は和子さんはエッチなんだね。」
「…違います…違います…」
岡本は和子の股間に顔を入れると、大きく音をたてて汁を吸い、クリトリスの皮を剥くと、優しく刺激しながらゆっくり指を奥に入れ、上の部分をしつこく愛撫した。
健二とは今でも性交をしていたが、それでも子供が大きくなると、回数は月に1,2度になっていた。
しかもこれほど時間をかけて全身を愛撫されたことも絶えてなかったため、和子は岡本に嫌悪を抱きながら、性器や乳首から湧き上がる快感にこらえきれず、座布団をを握りしめて声を押し殺していた。
岡本は念願の美しい和子の豊満な身体を自由にできるとあって、男根は気味が悪いほど大きく勃起していた。
「オマンコから随分いい臭いがしてきたね。」
「…嫌です…早くすませてください」
息を弾ませながら、和子は目を閉じたまま、早口で言った。
「早く終わらせたいなら、和子さんも協力しないとね。」
岡本は再び和子と舌を絡め出した。和子はいつの間にか岡本の肩に手をかけ、自分から舌をのばして、岡本の唾液を飲んでいた。
岡本は和子の手を取ると、赤黒く膨れ上がった男根を握らせた。
「あ…」
岡本は思わず手を引いた和子の手をとり、再び男根を握らせた。
「いつもご主人にしてあげてるでしょう? 手で気持ちよくして頂戴。早く終わらせたいんでしょう。」
和子は乳首を吸われ、性器を刺激されながら岡本の熱い男根をこすり始めていた。
最初はぎこちなかった和子の愛撫は、岡本に言われるまま、先の裏の敏感な部分を指で擦ったり、袋を揉んだりと、健二の性器を愛撫しているときと同じ様に熱を帯びてきていた。
早く岡本を射精させれば、家に帰れる。和子は何度も何度も自分に言い聞かせていた。
いつの間にか岡本が下になり、和子は岡本の股間で男根をしごいていた。
「和子さん、そろそろ私のオチンポに挨拶をしてもらおうかな。」
岡本は、和子の頭を押さえると、いきり立った男根を和子の口元に押し付けた。
「あああ……いやです……それはいや。」
岡本は顔を背ける和子の唇に、巨大な男根を擦り付け続けた。
「和子さん、利子だよ。
今月の利子がこれでなくなるんだよ。
安いもんだろう。いつもご主人にやっているように咥えればば良いんだよ。」
いきり立った男根から顔を背け、暫く抵抗したが、
岡本を射精させて満足させなくては、いつまで経っても家に帰れない。
地獄の時間を早く終わらせた方が良い、そう思った和子はゆっくりと口を開くと、熱く勃起した岡本の男根を咥えこんだ。
いつも健二にしているように、舌で先の部分を舐め回した後、舌を絡ませながら頭を上下に振り、岡本の男根への奉仕を始めた。
部屋にはズズッズズッという粘った音と、強く吸ったときのブブブっという音が響いた。