貸し出し?-9
家の扉をあけるとあきらがかけよってきた。
目が会うがお互い無言のまま、リビングに行った。さえは、渡されたSDカードを鞄から取り出しあきらに渡した。
気まずくなり、バスルームに向かってシャワーを浴びていた。
あきらは、脱衣徐に入り、今までさえの履いていたパンツを確認した。
クロッチには、白いドロッとした塊がついていた。Sの精液であることは、すぐにわかった。
あきらは、そのパンツを手に持ったまま、自分の部屋に行き、渡されたSDカードを挿入し、再生した。
画面には、さえとSの激しいセックスが写し出された。じぶんの小さな棒をしごき始めた。
さえがあきらの部屋を覗いた。
「あきら、ごめんね」
「いや、いいんだよ。俺が望んだことだから」
さえは、無言でうつむいていた。
「俺は、大丈夫だよ。さえは、大丈夫なの?」
「あっ。うん、大丈夫だよ」
「それなら良かったよ」
さえは、扉を閉めて寝室に向かった。
あきらは、小さな肉棒を指でしごきなから、今までに感情を感じていた。
どこで何をしているのかわからない不安、嫉妬心は、新たな扉の始まりだとおもっいた。
久しぶりにあきらの勃起した棒を見てしまった。
(私、もう大きな肉棒がないと無理かも。
でもあきらとは、離婚したくないし、このままでも家庭生活は楽しい。でもあの大きな肉棒は忘れることはできない)
さえの目からは、涙が溢れてきていた。