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癒してカッコウ
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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成井晴子2-3

「あーーーー、あーーーー、ふぅぅぅ」

しばらく経っても悦楽の世界からなかなか帰って来なかった晴子が

やっと息を整えはじめた。

俺は彼女が正気を取り戻すまで

子供がさんざん吸ったであろう彼女の授乳器官の突起を唇に挟み

甘えるように吸い込む仕草を続けていた。

「ふぅぅ、ふぅん、ふっ、ふっ」

まだ呼吸の荒い晴子は空乳を吸う俺の方を妖艶な眼差しで眺めていた。

晴子のショートヘアーが汗と唾液で顔中に貼り付いていた。

乳首から口を離した俺は手で彼女の髪を整えてあげた。

やがて呼吸が完全に整った晴子は眼鏡をかけ直すと俺に話しかけた。

「う・・うふん。ああ、優しいのね河口くん。信じられないくらい男性として優秀だわ」

「ありがとう晴子さん、これで・・」

「でもクビなのは変わらないわ」

「なんでだ??俺の癒し能力は身をもって味わったはず・・」

「だから余計に駄目なのよ!こんな気持ち良いの、今まで知らなかったし

他のパート達だってこんなの一度経験したら行き着くとこ行くまで止められないに決まってる。

危険だわ、貴方の雄としての圧倒的な能力は!」

語気を強めた拍子に彼女の膣口からトロロッと俺の赤ちゃんの素が零れ出た。

「こんなの、きっと私だって・・」

そう言いながら自分の下腹部をそっと押さえた彼女は

一瞬だけ聖母のような慈悲に溢れた顔になった。

いつも神経質な面構えの彼女がこんなにも穏やかで母性を纏った雰囲気になるなんて

俺の癒しテクニックも今日で一段階レベルアップしたのかな等と

自己満足に浸りつつ、再度はっきりとクビを言い渡された事を思い出し

時間差ながらじわじわと切なさが押し寄せてくるのだった。

ティッシュで丁寧に女子の花園を拭き取った晴子は少し残念そうな顔をしながら

「貴方ならどこ行っても受け入れられるわよ。自信だけは失わないでね?

男性としての実力はこの私が保証するわ!」

などと慰めのつもりなのか俺を激励する言葉をかけてくれるのだった。

少しだけ寂しい気分になったけど

帰り際、最後に不合格品の菓子パンを手に取って一口頬張り

中からドロドロ溢れてくる規格より多すぎるクリームを眺めた。

(これが本当のクリームパイ・・なんてな)

そんな下らないギャグを心の中でつぶやき苦笑いしながら

トボトボと工場をあとにするのだった。




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