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芳恵叔母ー暴かれゆく性癖
【近親相姦 官能小説】

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ここでないとダメなんだ-1

 書庫の中では芳恵が黙々と、段ボールの束を下に降ろし、書類に目を通していた。まるで何事もなかったかのように。
 僕が来ても顔さえ向けず、
「おかえりなさい」
と暗い声で迎える。
 考えて見れば、老人が彼女に何をしていたのか、僕は知らないことになっている。僕がスマホをかざし、秘かに彼女の背後にいたのを、芳恵は知らない。知らんぷりを決め込もう、そうは思ったが、押さえきれぬ思いが先に迸って口にしていた。
「事務所・・・閉め切っていたようだけど・・・なにかあった?」
芳恵の手が一瞬止まる。だが、彼女は僕の方に振り向くことなく、弱々しく首を振る。
「え?なにが?・・・そう、先生が間違えて事務所を閉めてしまったのかしらね?」
力なくそう答えた。
 「じ、じゃあ、大丈夫だったの?あのお爺さんになにかされなかった?」
尚も尋ねれば、芳恵は明らかにうろたえて、手にした書類を落としてぶちまけた。
「だ、大丈夫よ・・・。なにもなかったのよ・・・。半日・・・。半日よ、こうして埃っぽい書類の山と格闘し続けていたわ。アナタが居ない間も。書、書類、なかなか整理できないわね?手伝ってよ」
と白を切る。
 いかにも白々しい、と思った。彼女は浮気したわけではないが、浮気に等しい、と思ったのだ。なぜなら、僕に嘘を吐いた。この嘘が、互いの信頼を踏みにじる。僕と芳恵の行く末に影が差し、やがてはその不安が的中することになる、そう僕は直感した。このままではいけない。
 芳恵が膝を着き、髪を搔き上げながら書類を積んでは降ろして目を通す。その仕草から、作業に専念し、先ほどの老人との秘め事を忘れたいのだろう、と思った。
 お尻を突き上げ、書類整理に勤しむ芳恵に突然むらむらとした衝動が沸き上がる。そのスカートの中のお尻は老人の指や舌に穢された。穢された彼女のそこを、僕が上書きしなければいけない、そんな使命感が突如沸き起こる。それは僕の欲情が見せる、芳恵に対しての幻影のようなものなのかもしれない。だが、僕が気が付いた時は、既にズボンを降ろし、昂った陰茎を手で握り、芳恵が気付くのを待った。
 ベルトの金具が床に落ちた音で気付いたのだろう、芳恵ははっとして振り向いた。
「ち、ちょっと・・・アナタ、こ、こんなところでなにを・・・」
驚いた芳恵は、それでも僕の勃起から目を離さない。口を覆い、目を見開き、硬直している。


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