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コンドームレイプ
【レイプ 官能小説】

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自粛の静けさのなかで-1

 コロナ感染の予防のために、自粛自粛が叫ばれた令和2年春。

 もともと在宅でパソコンの「遠隔作業」で仕事することがあった我がダンナ。
 「遂に俺の時代が来た」とばかりに我が家のリビングの一角を仕事場にして、毎日ディスプレイと格闘してた。

 火曜日のよく晴れたお昼前。
 「かな子サマー……」リビングでダンナが呼んでる。「様」をつけるのがちょっとマズい。「USBメモリー買(こ)うてきて。」
 普通なら「目の前にパソコンあるんやからネットで頼んでぇや。」と言うところだけど、その時私は、
 「わかった、行ってくる!」と駆け出した。

 自転車に乗って、ひと気のない住宅街を走る。
 外出時に義務化(でもないかな)されたされたマスクをずらして、春風を吸いこむ。
 ダンナのそばにいるのはイヤやないけど、こうやって用事を言いつけられて外へ出るのが、何かすごく解放感あって楽しいのね。
 ショッピングセンターについてみると「えーっ?」
 あてにしてた家電店が「当面の間臨時休業」になってる。
 (『臨時』が『当面』続くって何なんよ……)
 仕方なしに私はそこを抜けて、コンビニに向かったけど、途中にある食堂街が休みになってて、
 「通り抜けはご遠慮ください」なんてプレートのついたポールが立ってて、ロープが張ってある。
 (そやけど、このルートを通るのが早いからなぁー)
 私は自転車を近くに停めて、ロープをくぐった。
 
 店々がシャッターを降ろして、明かりの消えた食堂街を歩いてゆくと、
 (!)
 向こうから男が歩いて来た。
 マスクにサングラス……今じゃその姿は特に怪しくない。
 男とすれ違おうとしたその時、
 「ええチチしとるやないか。」
 男は私の胸をつかんだ。そして胸を強く引っ張って、食堂街の店と店の間にある階段に私を引きずりこんだ。

 (え?)
 男は何も言わず、私のズボンごと下着を脱がせて、踊場に倒すように寝かせた。コンクリートが私のお尻に直接冷気を伝える。男はささやいた。
 「助け呼ぶんやったら呼べや。それまでにお前をマッパダカに剥いたるから。人が来て恥かくんはお前やぞ。」
 男のささやきがフツーに聞きとれるほど、あたりはシンとしていた。

 男は私の上着をめくり上げた。私は男のサングラスに、小さく自分の乳房が映るのを見た。
 「ええチチやな……『お母ちゃん』のチチやな。」
 男はそう言って、直接手で私の乳房をもみ始めた。私はその手の暖かさに身体が震えた。
 「何人子ども産んだんや?」男が言う。
 「ふたり……」うっかり答えてしまった。
 「ふたりの子どもが、このチチを美味しく吸うたんやな。」
 
 
 
 
 


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