すぼまりの誘い-1
「あはあっ、気が早いわよっ」
甘え声を放ち、芳恵が声を殺して悲鳴を上げるも、僕の耳には届かない。彼女のお尻に舌を這わして舐め取りながら、彼女の秘密を目の当たりにすべく、指を使い、お尻の谷間を左右に寛げる。
芳恵の谷間が左右に分かれ、その隠された部分がいよいよ明らかになった。赤ひもの向こうには、茶色く小さなすぼまりがある。彼女の肛門が、今の僕にはただの排泄口なんかには見えはしなかった。芳恵の秘めやかな場所だ、そう思うと可憐で愛らしい箇所にしか思えない。
「ああんっ、ど、どこを見てるのよ？脱がさないの？」
虚ろに彼女の声が届くが、お尻を割ることで、香しい香料の壺を開いた気になる僕だった。女性器より放たれる、芳恵の香しい匂いが僕を狂わせた。茶色のすぼまりに舌を滑らせて、かわいがる。
「はふっ・・・」
すぼまりを舐められたのが快感なのか、芳恵は一瞬、膝から落ちそうになった。
「ああっ、そ、そこ・・・」
紐が邪魔だとばかりに横に引き、すぼまりがあらわになると、舌を尖らせ、突き入れてみる。可愛らしいそのすぼまりはけなげにも、僕の舌を無礼な侵入者とでも思ったか、閉じて硬くなる。
昼間、間違えて指を入れてしまった箇所であったのを思い出した。指は入ったのだ、僕は芳恵の腰を引き付け、舌の先ですぼまりを何度も叩く。すると硬く閉じたはずのすぼまりの中に舌の先がするりと入った。
「あっ、はっ・・・そ、そこ、違う・・・。ち、違うけど、気持ちいい・・・」
芳恵はがくりと膝を着く。四つん這いに、お尻を突き出した格好になった彼女のお尻を追いかけ、緩んだすぼまりにもう一度、舌を刺し入れ舐めていた。
芳恵がくたくたになるまで、僕はその愛らしいすぼまりをしゃぶり続けた。舌が疲れてやっと、僕が彼女のお尻から顔を離せば、芳恵はお尻をぴくぴくさせて耐えていた。声が漏れぬように、布団に顔を押し付け、悶え声を布団の生地に向かって放ち続けていた。