不倫の顛末-14
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──────それでも、係長は既婚者だ。
奥さんがいるのにこんな事は許されない。私だって、普通の恋愛がしたい。不倫なんてしたくない。
でも、妊娠の危険が無いって分かっただけでも私は安心して…。
係長は私の中に入ったまま、まだ萎えることなく硬くしている。種が無いからって好き放題に私の膣内を汚して吐き出して…、まだ中に居座っている。
「まだ欲しいだろ?」
また、係長の腰がゆっくりと動き出した。腰がゾワゾワとして鳥肌が立つ。
これ以上はもう駄目と思っているのに私の脚は勝手に開いていく。ゴツゴツしたペニスの感触が私の思考を鈍らせていく。
「係長、もう…だめ…っ」
私の抗議の声は無視され、ゆっくりと内側を擦っていた肉棒は激しさを増していった。また私は女の部分を刺激されて忘我に堕ちていく。
一度受け入れてしまったらもう抵抗する力も失って、私はただ係長の肉穴として機能する。
「はんっ!あっ係長っ、そんなっ、んぅ…っっ!あっん!」
駄目だ…もう、止まらない。ずっとずっと我慢してたから余計に…。
「やっ、気持ち…いい…、気持ちいいっ」
奥突かれて乱暴に出入りされて、この熱が、太さが、硬さが、欲しがりな私を満たしていく。
相手が既婚者で、こんな事はいけないと分かっていても、それが逆に私を興奮させてしまっている。
気持ち良くなってはいけないと思えば思うほど私は………。
「すご、い…っ、あっ…すごっ…」
どろどろに溶ける。我慢してた分が全部解放される。もっと…
「もっと…」
もっとって…
「もっと…」
玩具じゃ味わえない体温を………
「出すよ、櫻木くん」
玩具では味わえない…射精を………
「…きてぇ…中に……」
そして、私の身体は彼の玩具になるんだ。