更新-2
亨は緊張しながらも、華の上にゆっくりとの押しかかった。
「分かったよ、華ちゃん…。この場所での思い出は、あの時のことじゃなく、今これからのことにしよう…」
自慰を覚えてまだ一年くらいの亨には、無論、これまで性の実際の経験はなかった。しかし為すべきことはわかっていた。あの男達が強引に暴力で華に為したことを、優しく愛情込めて為せばいいのだから。
亨は震えながらも、本能に従い行動した。
まず華をしっかり抱きしめた。
セーター越しに甘い香りが包んでくる。
お互いの鼓動が木霊し合い、二人の脚が絡み合う。お互いに身体の震えを知覚し合った。
キス、キス、キス…。華の唇に、うなじに、耳たぶに…
甘く切ない味がした。
「やっぱり素敵だ、華ちゃんは…」
亨は、華のセーター、ブラウス、スカート、靴下を、一枚一枚丁寧に脱がしてゆく。純白のブラのフロントホックをゆっくり外すと、二つの可愛いお椀が露になった。
あの時より少し大きくなったその二つのお椀が、心臓の鼓動にあわせて微かに揺れ動く。頂点にはピンクが突起していた。
亨は急ぎ自分の服を脱ぎ捨て、左手で華の片側のお椀を揉みながら、もう一方のお椀にむしゃぶりついた。この弾力が溜まらなかった。
「ああ…、あん…、うん…、あはん…、あふん…」
切なく喘ぐ華。素敵な華。
華の腋からは健康的な汗の香りがする。亨が乳房から腋にかけて勢いよく舌で舐め上げる。
「あああ…、恥ずかしい…、だめ…」
華は抗いの仕草を見せたが、亨は構わず半ば力ずくで華を万歳させてまま、何度も唇を往復させ、酸味の利いた味を貪った。
「あうう…、はううう…、い、いや…」
華は身体をくゆらせ、刺激と戦っているように見えた。
亨が左手を華の下腹部に這わせると、華はピクンと反応した。
パンティはもうしっとり濡れていた。こわごわとした手つきでパンティの中に手を入れると、そこは既に洪水だった。
華は顔を真っ赤にしている。
亨は華のパンティを引き下ろそうとしたが、華は自分の手でそれをしっかりと掴んで拒絶している感じだった。
「や、やっぱり…、だめ…、恥ずかしい…」
しかし亨は本能のまま、かなり強引にパンティを剥ぎ取った。
ビリビリ…。布が一部破れる感じがした。
(ごめん、華ちゃん…)
華の秘部が露になった。あの時より黒さを増した陰毛が、愛液に塗れて大切な部分を覆っていた。
「汚くて…、ごめんね亨君…」
消え入りそうな華の声。
「そんなことないよ。綺麗だよ、華ちゃん。あの時よりもずっと…」
亨はその綺麗なところに思い切って顔を埋めた。
「うああああああ…」
華は敏感に反応して声を上げた。
あそこからは愛液がどくどくと迸り、亨の顔をしたたかに濡らした。
華の人間としての匂いと味を感じながら、亨の唇は華の丘を探索する。
(これが華ちゃんそのものの味…、美味しいよ…)
「ああん…、あふん…、ああ…、も、もう、やめて…恥ずかしい…」
華は切なく身悶えを始めた。
亨のモノもいよいよ硬く大きく反り返り、まだ剥けきれていない先端からは涙に似た液が零れ出していた。
「華ちゃん、僕も限界だ…、行くよ…」
亨が華の脚を広げ身体を入れ込もうとすると、華が懇願した。
「亨君…、お願い…、アレを…」
亨は直ぐにアレが何かを察して、脱ぎ捨てたズボンから孝雄がくれた紙箱を取り出した。そして焦りながらもゴム製のアレをなんとか自分のモノに被せた。
「い、行くよ、華ちゃん…」
華は目を瞑り頷いた。しかし身体は逡巡しているようで、華の両脚はしっかり閉じられていた。
亨は膝を華の脚の間に強引に割り込ませ、再び華の脚を開かせた。そして、自分の先端で華のあそこの場所を再確認し、意を決して突入した。
ぎゅにゅううう…。
刹那、
「くうぉわああああああ!」
華が嬌声を上げて大きく仰け反った。
(ああ、華ちゃん、これが合体…、夢に見ていた合体…、暖かいよ…)
入った瞬間から、亨のモノは華のあそこの大きな圧力を受けた。
(き、気持ちいい…、す、凄い…、ああ、華ちゃん…)
亨は余りの感動に、無我夢中で本能のまま上下に運動した。突く度に亨のモノが華の膣内の奥に衝突し、その反作用が刺激として二人を包んでいく。
(ううう…華ちゃん、強烈だ…)
「あう…、はう…、はん…、あん…、あん…」
亨の動きに合わせ華の喘ぎ悶えも大きくなっていく。
目の前の華は顔を仰け反らせて快感と立ち向かっていた。まだ小さい乳房が小刻みに揺れている。余りに艶かしい光景。絶景。
亨は華の乳房や腰を愛撫しながら打ち返ってくる刺激と呼応するように蠕動を早めていった。
そしてその動きに比例して華からの圧力は幾何級数的に増していき、瞬く間に亨の臨界点を超過した。
(も、もう限界だ、華ちゃん…)
「ううおおおおおお!」
亨は自分を制御する間もなく暴発した。
「むわあああ!」
華もシンクロして跳ね返った。
短い時間だったが、その分いっそう凄い刺激だった…。
亨は発射した後もしばらくの間、華の身体の余韻を愉しむかのように、華に覆い被さっていた。まだお互いに心臓がドクドクと鼓動し合っているのが分かる。
(僕はやったんだ!、華ちゃんとやったんだ!、華ちゃんを犯したんだ!、華ちゃんに発射したんだ!、ゴムはしてるけど華ちゃんの膣内に発射したんだ!)
亨は自分が誇らしく、心の中でそう叫んだ。
そして亨が、まだわなないている華から身体を離して、モノからゴムを分離してみると、中は大量の白濁した液体で溢れ返っていた。
華は仰向けのままそれを受け取ると、中の液体を自分の秘部から腹部にかけてブチ撒けたのだった。
「ありがとう亨君…、私の身体を亨君で汚してくれて、ありがとう…」