元気になる美和子-1
2日ぶりに見る美和子は、血色も良く、明るくなっていた。
ロングスカートにTシャツ。
そして、ブラジャーが透けて見える。
美和子の体型は、昔と変わっていない。
細身で、スタイルが良い。
胸は小さめだが、40歳を越えて、なお、足も綺麗である。
40歳を過ぎているのに、化粧もほとんどせず、それでいて肌も綺麗だ。
首から下だけを見たら、20代でも通じる。
『どう、少しは落ち着いた?』
『はい。ありがとうございます。本当に助かりました。』
『どうして、先輩は、こういう隠れ家を持ってるんですか?』
『男には、1人になりたい時があるんだよ(笑)週に1度か2度、ここで寝泊まりしてるよ。』
すると、美和子が申し訳なさそうな顔をする。
『私が、その1人の時間を奪ってしまって・・・』
『いいよ、気にするなよ。』
美和子が、部屋の掃除などをしてくれている。
洗濯もしているようで、ベランダには、洗濯物も干してある。
その中に、美和子のブラジャーやパンティもある。
20代の女性が着けていても不思議ではない可愛く清楚な下着である。
『気の済むまで、ここにいたらいいよ。』
『でも、それだと先輩に迷惑が・・・』
『困った時はお互い様じゃないか。』
『でも、、、、』
『じゃあ、今度から来るときは事前に連絡するから、食事を作ってくれないか?』
『そんなの、お安いご用です。』
『美和子ちゃん、子どもは?』
『いません。出来なくて・・・』
『そうか、出産してないから、今でもそんなスタイルが良いんだ。』
『そんなことないです。』
美和子は、顔はさておき、スタイルは良いと、野田は思っていた。
足は細くて、いわゆる美脚である。
昔、同僚だった時は、スカートから出た、足に見とれたものだった。
『じゃあ、また明日来るから。』
そう言って、野田は帰って行った。