J狂乱-2
(もし孝二がこの事を誰かに喋ったとしても世間は私の清廉さの方を信じるわ。
だって10年以上も貞節な未亡人だったし浮いた噂の一つも無いんだから。
証拠となる盗撮カメラのSDカードも抜いてある。
ここでの行為は二人以外に絶対に漏れることはないんだ。)
そこまで考えた後詩織は孝二にまたがった。
騎乗位は女が性交をリードする体位だ。
もう焦らされる心配はないのに詩織は一気に頂点を目指した。
焦らしに焦らされてもう我慢の限界に来ていた。
それに今まで経験した事のない快感が待っているのも感じていたからだ。
「詩織先生。激しいね。」孝二は会心の笑みを浮かべていた。
場違いな先生という言葉も耳に入らなかった。
快感の上昇カーブは一気に跳ね上がり頂点を超えても上昇し続ける。
そしてついにその時が来た。その寸前に「ああ〜もう駄目だ。詩織〜出る〜抜いてくれ。」
という孝二の言葉でブレーキが掛かる筈もなく二人同時に達した。
恐ろしいほどの快感に気が遠くなりかけたが歯をくいしばって耐えた。
そして先程のクリ逝きの数倍のいや数十倍の快感を伴い絶頂した。
孝二の射精の律動と詩織の膣の痙攣が見事にシンクロしその快感を増幅させた。
詩織は前に突っ伏し孝二の首に手を回していたが膣の震えはまだ続いている。
初めて経験する長い絶頂だ。
詩織の知っているクリ逝きはすぐに冷める。
男も射精したら終わりだからセックスってそんなものだと思っていた。
自分より18歳も若い男から究極のセックスを教えられるとは思ってもいなかった。
6人の人妻セフレたちが彼から離れない理由もわかった気がした。
徐々に絶頂の余韻が覚め始めた時、結果的に中出しを認めてしまった事を思い出し浴室へ走った。
丹念に洗い出しゆっくりと湯船に浸かった。
先程の快感の余韻がまだ残っていた。
一度覚えてしまったあの快感は忘れることはないだろう。
もう一度経験したら二度と元の生活には戻れないのは分かってる。
そうなれば詩織も6人の人妻セフレたちと同じ運命をたどる事になる。
そして息子を助けるという大義名分が無くなり自分の欲望の為だという事になってしまう。
幸いSDカードも取り返したし孝二とはこれが最後だと決心し勢いよく湯船から出た。