真紀子の不在-1
<小松原常務の道楽3から続く>
翌日、役員会議が終わって、部屋に戻ってくると、小松原が真紀子に言う。
『真紀子君、来週の火曜日から軽井沢に行ってもらうぞ。』
『はい、でしたら、新幹線ですね。ホテルはどの辺に取りましょうか?』
『いや、行くのは君だけだ。』
『ある程度、経験を積んだ秘書だけを集めて、更なるステップアップのための研修会が行われる。その参加メンバーに、真紀子君が選ばれたんだよ。』
マナー講師として、客室乗務員のOGやアナウンサーなどが招かれている。
新人の秘書は呼ばれないが、ある程度の経験を積んだ秘書、いわゆる有能な秘書だけが集められる研修会である。
今年は、真紀子もその研修会に呼ばれたのである。
『すぐに秘書課に行って、スケジュールなどの詳細を聞いてきなさい。』
急いで、真紀子は秘書課へ向かった。
しばらくすると、秘書課長の牧田が、真紀子と一緒に小松原の部屋に入って来た。
『常務、それでは、この柴田君を4日間、研修に参加させますので。』
と、秘書課長が言う。
『分かった。よろしく頼むよ。』
真紀子が研修に行く前日、秘書課の牧田課長が、4日間限定の臨時の秘書役の女子社員を伴って、部屋にやって来た。
『さぁ、入りなさい。』
と、課長に促されて、1人の女子社員が入ってきた。
『管理課から参りました、井尻優子と申します。』
と、頭を下げる。
今年入社したばかりの23歳だと言う。
真紀子より、更に若い。
真面目そうな顔をしてはいるが、ちょっと、ぽっちゃり体型である。
真紀子より、ちょっと背は高い。
体重は、たぶん60kg近いのではないだろう。
デブというほどではないが、けっこう肉づきが良い。
『じゃあ、そこの柴田君から簡単な仕事の引き継ぎをしておいてね。』
そう言って、小松原は、牧田課長と部屋を出ていった。
小松原の部屋には、真紀子と優子の2人だけである。
簡単な引き継ぎが終わった頃、小松原が部屋に戻って来た。
『優子君、引き継ぎが終わったら、今日はもう帰っていいよ。明日からに備えてゆっくり休みなさい。』
『はい、ありがとうございます。明日からよろしくお願いします。』
優子は、退社時間にはまだちょっとあるが、部屋を出ていった。
その日、業務が終わって、小松原は真紀子と食事に行った。
その後、ホテルに行き、これから4日間会えない寂しさもあって、貪るように身体を求め合った。
最近の真紀子は、セックスも積極的になっている。
自分からも積極的に腰を動かす。
小松原のピストンに合わせて腰を動かすと、快感が倍増することを、真紀子は覚えたのである。
また、騎上位も好んでやるようになった。
小松原に跨って、自分で腰を動かし、下にいる小松原に両方のおっぱいを揉まれるのが、大好きになった。
『4日間、私がいないと寂しいですか?』
いたずらっ子みたいな目で真紀子が聞く。
寂しいに決まっている。
横に居て当たり前の存在だった真紀子が、4日間不在となる。
明日から、どんな感じになるのか、想像もつかない。
翌日から、普通に業務が始まる。
優子は、多少、緊張気味だが、無難に仕事をこなしていく。
優子をさりげなく視姦する。
スカートから出た足は、細くはないものの、なかなか綺麗である。
制服のベストの胸は、けっこう膨らんでいる。
たぶん、CカップかDカップはあるのではないだろうか。
今、真紀子に夢中の小松原は、優子に対しては、単なる視姦で終わってしまう。
初日は、何のトラブルもなく終わる。
2日目の夜、小松原は、自宅で真紀子の下着を使って、オナニーをした。
ちょうど、オナニーをしている時、真紀子からメールが入った。
『夜分に失礼します。今頃、私の下着を活用されている頃でしょうか?(笑)』
研修会は、昼間はみっちり講義がある筈である。
その分、たぶん、夜は、暇なのだろう。
『ちょうど今、真紀子君のパンティに、射精したところだよ。』
と、小松原は返信する。
すると、真紀子からは、
『光栄です。』
と、返ってくる。
真紀子は、小松原が自分のパンティでオナニーをしてると聞かされ、股間が疼いてきた。
毎日でもセックスしたい、セックスが無理なら、毎日でも彼のイチモツを咥えたい、そう思う。
3日目の夜、今度は小松原からメールを送った。
『そちらでも、連日、オナニーはしてるのかな?』
すると、
『2人部屋なので、出来ません。禁欲生活が続きます(笑)』
と返信がある。
そして、ちょっと経ってから、上半身ブラジャーだけの真紀子の自撮り画像が送られてきた。
たぶんトイレで撮ったと思われる写真だった。
その画像を見て、小松原は、真紀子がどんどん可愛くなっていくのを実感した。