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七日目のプール
【青春 恋愛小説】

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青と赤-4

「…っ…やめて…!!」

互いの唇が離れて、刹那、突き飛ばそうと裕也の胸を押しても、あたしの両肩に置かれた手がそれを許さなかった。痛いほど掴まれて。


「…諦めないから。美音のこと」

低い声で、囁くように呟いた。言葉に熱がこもってるみたいに、熱い。



「柏木と幸せにね」


言葉の意図がわからなかったけど、その笑顔はいつか見た涼の笑顔と同じだった。



続く


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