投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

人妻牧場
【SF 官能小説】

人妻牧場の最初へ 人妻牧場 6 人妻牧場 8 人妻牧場の最後へ

世界のキング-1

朝から人妻牧場の事務所は忙しかった、統括責任者の久美の加入で、今まで友香が手を出せずに
放置していた、案件に久美が手を付けたからだ、

「あなた達、友香に指示されないと思って事務所をこんな状態で放置して何ッ考えているの?」
「まずはッ事務所の掃除ねッ」
キレイ好きの友香が、事務所をこんな状態になるまで指示しなかったのは、完全にマスターの世話で、手が回っていない証拠だと思った。
7名は要るはずの世話係を3名で、こなし牧場の仕事もするとは、どれだけ凄いんだ友香はと、
親友ながら尊敬した、それを久美は判っているから、後輩の元管理官の指導者達が、呑気な振舞に
激を飛ばしたッ久美が元上級管理官の中でも、厳しくハードな事は有名だッ
気の強いメンタルが、鋼の管理官達でも久美に泣かされた後輩は、一人や二人ではない。

元管理官達が、軍隊の様に無駄な動きもせずに、次々に久美の指示に従って、事務所を
キレイに掃除していく、事務所は午前中には見違えるほどキレイに整頓された。

「あなた達ッ、私に感謝しなさいッ友香を優しいお姉様だと思っている後輩が多いみたいだけど
友香は、上級管理官の中でも、マダムの称号を持つ管理官よッ本来は私より厳しい鬼よ(笑)嘘だと思うなら、マスターに聞いてみたら良いわ、私と友香だれが一番怖いか教えて
くれるから(笑)」
「上級管理官が憧れる存在が、マダムなのよッ、良くそのマダムの前でこんな状態で呑気に
仕事しているわよねッ今から、考え違いを直しておかないと、キングになったら総入れ替え
されて、皆ッ失業するわよ」

久美の激に管理官達も、顔つきが変わり、仕事はスムーズに久美に移行されていった。


午後の1時に黒塗りの高級車が、事務所の前に横付けされ、二人の女性がマダムを訪ねて来た。

対応に出た、元管理官が1人は顔だけは、メディアで見たことがある人だと思った。
もう1人の女性は、貴重種管理課 統括管理官だッ
管理官達が、行事などてたまに顔を見た、管理官たちの所属した、課のトップだッ

「マダム友香さんを、お願いします」
「お待ちください」
応接室に通された、二人はお茶を出す、久美を見て

「久美さんもココへ配属されたのですか?」
「ハイッお久しぶりです、大臣ッ局長ッ」
「マスターに嫌ッ、キングにお知らせを届けにきました」
「そうですか(笑)おめでとうございます」
久美は、今の大臣の一言で、全てを理解した。

管理官達は、状況を事務所から伺っているが、大臣や局長が事務所に入って来た時の
オーラが凄く、久美以上だと驚いた。
やはり、遠くやメディアで見るよりも、圧倒される威圧感だッ 同じ空間だからこそ、
その凄さがビンビンに伝わってくる。

友香が、普通に事務所に来て、そのまま応接室へ入って行く、普通過ぎて気づかない程に
自然に来て、応接室へ入って行った。

「お待たせしましたッ大臣ッ局長ッ」
「マスターがキングになられる事が、検査結果より判明致しました」
「そうですかッ 報告ご苦労様です」
「キングへの報告は私の方から、お世話係や社員が揃い、体勢が出来上がってから、お耳に
入れたいと思っています」
「そうですね(笑)マダムのご計画通りにお願いします」
「当然ッ政府からの情報漏れには、ご注意下さい」
「十分な配慮をさせて頂きます」
「情報の解禁は、私から早急なご連絡を入れさせて頂きます」
「局長でよろしいですか?」
「即、メディア発表したいので、大臣にお願いします」
「判りましたッ大臣室にお電話致します」
「よろしくお願いします」

大臣と局長が、マダム友香の前では、管理官と久美の様な関係で不思議だった。
あれだけ凄いオーラの二人が、友香の前では、完全に部下なのだッ


マスターがキングになられる事により、キングへの公用車の支給と2名の運転手件SPが
配属されることになります。

大臣室とのホットライン開設により、1台専用ラインを引く工事を早急に行います。
事務所でよろしいですか?

「ハイッそれでお願いします。あとSPに関しては、私の方で今回の増員で、キングより選んで
頂いた人間が、居りますので新たな増員は、結構です。」
「上級管理官が久美一人では、バランスが悪いですね(笑)」
「できればもう一人、お願いしたいですね(笑)」
「誰か希望する上級管理官は居ますか?」
「キングの良く知る人物でお願いします」
「課長が良くお知りになっていると思いますよ(笑)」
「では、直ぐに手配させましょう」
「お願いします」
「他に何かお望みはありますか?」
「今の所はありません」
「では何かあれば、遠慮なくおっしゃって下さい」
二人は、頭を下げると事務所を後にした。

久美は友香を見ていて、微笑んだッ
「あなたッ大臣と局長よッもう少し、丁寧に対応しなさいよ(笑)」
「私的には、十分配慮した対応よ(笑)」
「そうなの?あの扱いでは、ただの連絡係じゃない(笑)」
「大臣や局長何て、キングの連絡係でしょ(笑)」
「恐ろしい事を平気な顔して言うわね」
「事務所ッ少しキレイにしたのね(笑)」
「酷かったから」
「キングになったんだから、大臣に新居と事務所を作らせるの言うの忘れたわ」
「新たな家を作らせるの?」
「ビルね その方が機能的だわ」
話を聞いていた、管理官達は、友香のスケールが大き過ぎて、計れないから普通に見えるんだと
気付き、背筋がゾワゾワとした。



人妻牧場の最初へ 人妻牧場 6 人妻牧場 8 人妻牧場の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前