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人妻牧場
【SF 官能小説】

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世界のキング-3

キングと友香は、玄関の前に来ると車が静かに、前に停車し、助手席のSPが降りて周りを
確認する、マダムを案内するSPが、運転席の後ろのドアを開け、マダムが乗り込むのを待つ
乗り込むと、静かにドアを閉め、助手席側のドアの前に立つ、キングがSPに案内されドアの
前に来ると、ドアを開き乗り込みを待つ、乗り込むと静かにドアを閉めた、二人のSPが周りを
警戒する間に、助手席のSPが乗り込み、車は静かに走り出した。
二人のSPは、そのまま車を見送りながら、玄関の志保の前に戻った。

「悪い所はないと思うけど、玄関先にキングをなるべく立たせて待たせない様に注意が必要ね」
「ハイッ」
「あと、雨や雪などの視界が不良の時の対応は、注意してね、傘があるから」
「ハイッ」

「友香ッ何処へ行くんだッ?」
「そうですねッ人口管理省へ行きますか(笑)」
「あの難しい話は聞きたくないと言うのに友香も意地悪だな(笑)」
「キングになったので、新しいビルの注文ですよ(笑)」
「家を新しくするのか?(笑)」
「部屋から会議室や事務所に行くのが不便ですよね」
「そうだなッ結構ッ面倒だよッ」
「動線が悪いので、近くに新しいビルを作らせようと思います」
「友香が説明してくれないと、私では説明できないぞ(笑)」
「隣でお茶でも飲んで座っていて下さい(笑)」
「それなら私にも出来そうだ(笑)」
「大臣には嫌そうな顔はダメですよ(笑)笑ってヨロシクと握手して頷いていて下さい」
「それでビルが建つのか?」
「友香がキングに嘘をついた事がありますか?」
「友香は完璧に私の希望を叶えてくれるからな(笑)」
「ハイッ」
友香はSPに人口管理省へ車を走らせるように指示して、大臣室に電話を繋がせた。

「大臣ですか?友香ですッキングにお話しはお伝えしました」
「それは待ってください」
「キング自ら大臣に来て頂いてご挨拶もナシでは失礼だと申しましてぇ」
「いいえッ これから挨拶に伺いたいと申しまして」
「ハイッ車で移動中の為、10分ほどで伺います」
「よろしくお願いします」

「大臣に挨拶何てしたくないよッ友香ッ」
「判っていますよ(笑)」
「キングはヨロシクと言って握手するだけです」
「そうだったな(笑)」
「只、暇でも欠伸や居眠りはダメですよ(笑)」
「課長居るかな?」
「美香なら当然居ると思いますよ(笑)」
「友香と同じ匂いがするから安心する課長は」
「まぁ〜美香とは実の姉妹ですからね似ているかもしれませんね」
「顔や容姿じゃなくて匂いが同じ何だよ(笑)」
「美香の所に行くように指示しますからそれまで大人しくお茶を飲んでいて下さい」
「判った」

人口管理省に到着すると、職員に拍手で迎えられた。
大臣室に通されて、笑顔でヨロシクと挨拶して、握手していた。キング(笑)

友香は、早速、動線の不便さと車移動の時の、乗り込みまでのキングの警護のキケン性などを
訴え、新居を作る事を提案した。
車に乗り込むまで、玄関先に結構な時間立たされたと、キングは不満を大臣に言った。
友香は追い打ちを掛けるように、お願いしていた通り、ストレスを溜める事だけは避けたいので
何とかッお願いします。
キングの来省は大臣の格をワンランク上げる行為だッ

隣にビルの建設を早急にさせましょうと二つ返事で、承諾させた。

友香は、「キングッ大臣ともぅ少しお話があります、課長へ挨拶をして来てください」
「そうか友香ッ美香の所に行ってくる」SPに案内され、課長の所へ向かうキング

大臣は、キングには来省の上、キングになった事を伝え、その発表を世界に発信のストーリーを
描いている様だッ友香は、新ビルの建設を承諾させる代わりに大臣の顔を立てて、キングを
ココへ連れて来たのだ。

友香は、「その辺は大臣の方で、キングの来省をお使い下さい」と言った。

大臣は、コレからメディアを集めて、世界発信のキング誕生の放送をすると言う。
帰りのキングの姿を映像で撮らせて欲しいと言われた。

メディアへのインタビューは勘弁して欲しいと友香は言った。
そこまでは、望まないと大臣は言った。

全世界に大臣の緊急声明が流れると、牧場の電話が大変な事になった。
世界からのメディアからのインタビューの問い合わせと、牧場への問い合わせだッ

友香は久美からの連絡で大変な事を知り、人口管理省の受付に電話を全て転送するように
指示した。

友香は大臣に挨拶すると、貴重種管理課にキングを迎えに行った。

キングは課長の美香を抱きしめて匂いを嗅いで嬉しそうな顔をしていた(笑)
それを遠巻きに見ている職員達、上級管理官達は、友香を見つけると、伝説のマダムの
登場に課内が、騒がしくなった。

「美香は何をやらせているの?キングに・・・」
「あぁぁお姉さんッキングが来て、友香と同じ匂いだと言ってこのままなのよ(笑)」
「あなたも嬉しそうにキングの頭を撫でているじゃない(笑)」
「それはキングが甘えて来るから仕方ないわ(笑)」
「課長が聞いて呆れるわね(笑)」
「キング大臣とのお話は終りましたッ戻りますよ(笑)」
「美香ッ久美も志保も居るから遊びに来いよ(笑)」
「そうですね(笑)今度一度遊びに伺います」
「新ビルの完成の時にでも来たらいいナッ?友香ッ」
「そうですね(笑)」

友香とキングは玄関先まで美香に送られると、フラッシュの中、車に乗り込んだ
凄いカメラの数だな(笑)キングの来省ですから当然ですよ(笑)
そうかッ 疲れるなッ人に囲まれると、家に戻ってゆっくりしましょう。



キングは車の中で、友香の匂いを吸い込みながら美香と同じだと言いながら眠りに落ちて行った。



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