少年凌辱-6
マリカは優斗の腰に馬乗りになり、ボトルの水を一口含んだ。
「え……?」
戸惑う優斗の顎をクイッと持ち上げると、マリカは彼の小さな口に唇を押し付けトロリと水を流し込んでいく。
「んっ……」
優斗は一瞬手脚をバタつかせたがすぐにおとなしくなり、されるがままに水を飲み干した。マリカはそのまま彼の口の中に舌を差し入れる。
「んんっ……ふぁ……んむ……っ」
歯列をなぞり上顎を擽ると、優斗は鼻にかかった声を漏らした。マリカは弛緩した優斗の舌を捕え、ねっとりと吸い上げる。ピチャピチャと舌が絡み合う音が静かな寝室に響いた。
口内をじっくりと蹂躙しているうちに優斗のペニスは徐々に硬さを取り戻し、ピクンピクンと跳ねてマリカの入り口をノックしはじめる。
「あん……優斗君のおちんちんが当たってる……もっと精子出したいって言ってるみたい」
もう充分我慢した。これ以上欲望を抑えられそうにない。マリカはバスローブを脱ぎ捨て脚を大きく開いて、いきり立つペニスを陰唇に押し当てる。
「あっ、マリカさんっ……ふあぁっ……!」
グッと一息に腰を落とすと、膣肉がペニスを根元までずっぽりと飲み込んだ。
「あんっ! 童貞ちんぽ入ったぁ……っ!」
マリカは思わず口走る。一度タガが外れてしまえばもう自制などきかない。
「あぐぅっ……!」
優斗は苦し気に呻いた。
「わかる……? 優斗君と私、セックスしてるのよ。私のオマンコに童貞ちんぽ食べられちゃってるの……」
「あぅっ……!」
ギュッと締め付けると優斗は声を上ずらせて喘いだ。
「会ったばかりなのに童貞を奪われて、無理矢理セックスさせられてるのよ。どんな気持ち……?」
ゆっくりと腰を上げると、ペニスが壁を擦りながらヌルリと出ていく。すかさず腰を落とし、再び根元まで深く咥え込む。
「うあぁっ……! あっ、あんっ!」
優斗は息も絶え絶えに、両手でシーツをギュッと握りしめている。
「どう? オマンコ気持ちいい……?」
マリカは腟肉でしっかりとペニスを締め上げ、腰をグリグリとグラインドさせた。
「あっ、あぁっ、き、気持ちいいです……! ぬるぬるしてっ……うぅっ……吸い付いてっ……!」
「もっとして欲しい……?」
優斗は涙目で頷く。
「じゃあ、オマンコ気持ちいいって言って。言えたらしてあげる……」
マリカの要求に優斗は一瞬躊躇する様子を見せたが、こんな少年が快楽に抗えるはずもない。
「お……おまんこ気持ちいいです……っ!」
「よくできました。いくわよ……」
マリカはゆるゆると腰を上下させはじめる。腟に意識を集中させて、少年のペニスをしっかりと味わいながら。
「あっ、あっ!」
「優斗君セックス好き……?」
「あっ……あぅっ……せっくす好きぃ……!」
徐々に上下運動のスピードを上げていく。二人の結合部がヌチャヌチャと粘つく音をたてる。
「あんっ、あぁんっ、んっ!」
マリカが強くプレスするたびにペニスはビクビクと脈打った。優斗は唇の端から涎を垂らしながら快感に喘いでいる。
「あんっ……ちんぽ気持ちいいっ! はぁんっ……! あっあっ……中でビクンビクンしてるぅ……!」
「うっ、うぐっ、んあぁっ! だめっ……壊れちゃう……おちんちん壊れちゃう……あぁっ……!」
優斗は朦朧とした顔でうわ言のように繰り返した。射精が近づいてきているのだろう。
「絞り出してあげるっ……!」
マリカの動きが加速する。ぱちゅんぱちゅんと卑猥な音をさせながら、マリカはいたいけな少年を夢中で犯す。
「あっ! あっ! あっ! で、出そう、精子出そう……っ!」
「あんっ! 出して! 優斗くんの精子オマンコに出してぇっ! あぁぁっ……!」
優斗の体が強張り、ブルっと震えが走る。大きく開いた口からちらりとのぞいた舌先が小さく震え、眼球がぐるりと上を向く。
「あーっ! あーーーっ! 出るっ出るっ! 精子いっぱい出ちゃうっ……! うあぁっ! あぁぁあぁぁぁっっ……!」
「あぁっ! イクッ……童貞ちんぽの中出しでイクぅ……! んあぁぁあぁああぁぁっ!」
腰を密着させ深々とプレスした瞬間に優斗はマリカの子宮に向かって長い射精をはじめ、同時にマリカも痙攣しながら激しい絶頂を迎えた。びゅうびゅうと噴水のように溢れ出る精液がマリカの膣内をたっぷりと満たしていった。
*****
マリカは読みかけの本をパタリと閉じ、すっかり冷めてしまった紅茶に口をつけた。ガラス越しの空はまだ昼間だというのにどんよりと暗く、いつの間にか雨が降り出している。
退屈な午後だ。この天気では外出する気にもなれないし、そもそも愛車は傷の修理のためにディーラーに預けてしまった。用意された代車はマリカの趣味ではなく、駐車場でずっと眠ったままだ。
どうやって退屈をしのごうかとため息をついた時、不意にインターホンが鳴った。こんな日に一体誰だろうか。気怠い体を起こし、マリカは仕方なくモニターへ向かう。
画面は思いがけない来訪者を映し出した。それは雨に濡れた一人の少年だ。傘も持たずに立ち尽くしている。
「優斗君? 突然どうしたの? びしょ濡れじゃない……」
少年の返答はなく、ただ縋るような眼差しがカメラをじっと見つめ返した。
極上の午後になりそうな予感に、マリカは妖しく微笑んだ。
(END)