少年凌辱-2
「……仕方ないわね。そこまで言うならご両親には黙っていてあげる」
「本当ですか……? ありがとうございます……!」
ほだされたふりをしてみせると、今にも涙を零しそうだった少年はよほど安堵したのか泣き笑いのような表情を見せた。自分の身に何が起きようとしているのかも知らず素直に喜ぶ優斗に嗜虐心がざわめく。
マリカはゆっくりと立ち上がり、優斗の隣に静かに腰掛ける。そして彼の耳元に唇を寄せ、吐息を吹きかけるように低く囁いた。
「ええ。少しだけ、優斗君が私の言うことを聞いていい子にしていてくれたらの話だけど。……できるかしら?」
「は、はい、できます! 約束します!」
家事か何かの手伝いをさせられるとでも思っているのか、優斗は安易に頷いた。マリカの真意など想像もしていないのだろう。純真な少年はこんなにも簡単に思い通りになってしまう。
「約束、ね。ふふ……」
マリカは少年のまだ薄い胸板をそっと撫でた。外界から遮断されたこの部屋にはマリカと優斗の二人きりだ。邪魔するものは何もない。
「マリカさん……?」
思いもよらない展開に驚いたのだろう。優斗は身を引きながらマリカに問いかけた。
「えっ、どういうことですか……? あのっ……」
これから優斗の身に降りかかる出来事は彼をどう変えてしまうのだろうか。そう考えるだけでマリカの胸は罪深い悦びに満ちる。
「こういうことよ……」
舌先で少年の耳たぶをくすぐるように舐める。胸板を這っていた手はシャツの上から乳首を探り当て、指の腹で円を描きながら撫ではじめる。
「……い、意味がわかりませんっ……」
優斗はマリカの手を払いのけようとしたが、驚きと恐怖心が入り混じったその表情は捕食者に追い詰められ竦んでしまった小動物のように見えた。
「いい子にして、優斗君……」
優斗はハッとしたように動きを止める。約束を思い出したのだろう。
マリカは優斗の耳たぶを啄みながら、時折穴の中へと舌先を差し込む。美しいピンクベージュのネイルの先で、カリカリと擦るように乳首を弾く。
「あっ……!」
乳首が少しずつ硬くなり始めているのがシャツ越しに指先へ伝わってくる。優斗は小さく声を漏らし、そんな自分を恥じているのか頬を真っ赤に染めた。
真面目そうな外見の通り、優斗はまだ何も知らないようだ。そんな少年を意のままに出来るのだと思うと今すぐにでもめちゃくちゃにしてしまいたい衝動に駆られるが、それではあまりに勿体ない。じっくりと時間をかけて楽しまなければ……。
「こんな風にされるのは初めて?」
「は、初めてです……だけどこんなことっ……マリカさん……!」
耳の穴を舌でじくじくと犯し、執拗に乳首を転がしながら、マリカは優斗の下半身にチラリと目をやった。優斗の股間はすでに膨らみ、それを隠そうとしているのかモジモジと太腿をすり寄せている。
「なんでもするって約束よね?」
小さな乳首を指先で軽くつねる。
「あっ、あぁっ……!」
観念したのか、それとも刺激に抗えないのか。優斗は恥ずかしそうに硬く眼を閉じている。
「お利口な男の子は大好きよ……」
マリカは優斗のシャツをスルスルと脱がせる。その素肌はまだ柔らかく透き通るようで、純潔そのものだ。
「乳首が硬くなってるわ」
頼りない胸板の上で恥ずかし気に勃起している乳首に直に触れると、少年はビクンと肩を竦めた。
「うぅんっ……!」
硬く小さな乳首を指先で挟み、クニクニとこねる。優斗は唇を噛んで刺激に耐えようとしているようだが、その姿はマリカを余計に欲情させた。
「乳首を触られるのは恥ずかしい? それとも気持ちいい?」
「は、恥ずかしい、ですっ……」
「でもおちんちんは大きくなってるみたいよ?」
優斗の股間は今やすっかり硬くなりズボンを押し上げている。
「ご、ごめんなさい……ごめんなさい……! 僕……!」
「苦しそうだから下も脱がせてあげるわね」
早く見たいとはやる気持ちで下着ごとズボンをずりおろすと、完全に勃起した少年のペニスが勢いよく飛び出した。それはすでに先端から透明な粘液を溢れさせ、今にも破裂しそうだ。
好物を目の前にした時のようにドッと唾液が溢れ出し、マリカはゴクリと喉を鳴らした。
「裸になっちゃったわね。寒くない? 抱っこしてあげるわ」
背後から腕を回すと、優斗はなすがまま素直にマリカの胸に抱かれた。
「そんなにおちんちんを勃起させて、優斗君は困った子ね」
「ごめんなさい……」
マリカは二つの乳首を人差し指の先でクリクリと転がす。
「うっ……あっ……あぁっ……」
「乳首が感じるのね。さっきから声が出てるわ。まるで女の子みたい」
マリカに身を預け、優斗は可愛らしく喘いだ。
「そんな……あっ、あっ」
優斗のペニスは触れてもいないのにピクンピクンと震え、絶え間なくガマン汁を垂れ流している。
「優斗君、オナニーはしたことある?」
「えっ……ど、どうしてそんなこと……」
今度は少し強めに乳首を押しつぶす。
「あぅっ……! ごめんなさい……! な、ないですっ……」
これは嬉しい誤算だ。優斗は思っていた以上に純真無垢な少年だったのだ。年齢的に性教育は受けているだろうが、マリカの行為に対する反応を見るに『いけないこと』『恥ずかしいこと』という認識を持っているのは間違いない。