痴漢編-2
次の日、徹は出張先から急いで帰ってきた。時刻はPM4時30分。昨日より1時間早い。徹は昨日彼女に会った時、小さな紙袋に水色のブラウスが入っいたことを覚えていた。
「彼女はきっとこの街で日中仕事をしてから、夕方にキャバクラの仕事に向かったんだ」
徹はそう考えていた。徹は水色のブラウスを手掛かりに日中の彼女の仕事場を探し始めた。徹は最初に駅に隣接したショッピングセンターへ足を進めた。10分位経ったであろうか。徹は水色のブラウスを着た制服姿の女性を見付けた。ゆっくりとその店舗に近付くと大手旅行会社の店舗だった。パンフレットを手に取り、さりげなく店舗を見渡す。探していた彼女は窓口のカウンターに座り下を向いて書きものをしている。徹はカウンターに近づきパンフレットを探す振りをした。徹は彼女の胸のネームプレートに目をやる。
(佐藤樹里)
「樹里ちゃんか」
徹は樹里から死覚となっているベンチに座り、しばらく店内の様子を伺った。
「お先に失礼します」
徹がカウンターに目をやると樹里が挨拶を終え、徹の目の前を通り過ぎていった。徹は樹里の姿が見えなくなるとカウンターに座る他の女性に声を掛けた。
「すいません、ちょっとお聞きしたいんですがいいですか?」
徹はカウンターに座り話しを続けた。
「300人位でハワイ旅行を計画しているんですが、ちょっとお話を伺いたいんですよ」
「ありがとうございます。ちょっとお待ち下さい。今、店長と代わりますので。」
女性は後方に座る男性に声を掛け、男性が窓口にやってきた。
「店長の田中でございます」
そう言って店長は名刺を差し出した。
「団体でハワイ旅行の計画でございますか」
「ええ、まだ話になったばかりで、計画は具体化していないんですが、パンフレットか何かあれば」
店長は引き出しから幾つかのパンフレットを抜き出し説明を始めた。
「今、余り時間が無いんですよ。計画も具体化してないし、パンフレットを参考にまたこちらから伺いますよ。」
徹は店長の説明を遮り席を立つと、ショッピングセンターを後にし、足速に駅へと向かった。徹が欲しかったのは店長の名刺だけだった。
徹は駅の改札の外に立ち、樹里が現れるのを待っていた。5分程するとデニムのミニスカートと黒いタンクトップに着替えた樹里が改札へと向かってきた。徹は樹里が改札を通るのを確認すると、少し距離を置いてその後をついて行った。デニムのミニスカートから美しい生脚がスラッと伸び、それだけで徹の性欲は強く駆り立てられていた。股下スレスレの丈のピッタリしたミニスカート姿の尻を眺め、尻肉の動きと、ミニスカ越しに浮き出ているパン線を見つめながら、樹里の履いているパンティーを想像していた。
(切れ上がった小さいパンティー履いてるなっ、むふふ)
ウエストのくびれが素晴らしく、小尻ではあるが、プリっと張り出し、ムッチリしたいやらしい尻だ。
樹里は昨日と同じように始発電車の先頭車両に乗り込んだ。しばらくして徹も後に続き、樹里の真っ正面の席に腰を掛けた。徹はいやらしい目線で樹里の股に目をやった。デニムのミニスカートと脚の隙間の三角形から水色のパンティーが見える。股下丈のミニスカであるおかげで、パンティーのレース越しに、マン毛の茂みが透けている様子まで見てとれる。樹里は慌てて席に置いていた鞄を脚の上に乗せ、股の視界を遮った。2人しかいない車内に緊張が走る。
「また会いましたね! 鞄をどけて、マン毛が透けてる水色のパンチラで、オナニーさせてよ。生おかずのオナニーは興奮するんだよ」
徹はそう言い、ズボンの上から勃起したペニスを見せつけるように、しごいて見せた。
樹里が席を立つ。
「A旅行は副業でバイトしてもいいんだ、キャバクラとか。珍しい会社だね。樹里ちゃん!」
徹の発言に樹里は明らかに動揺している。
「なんで知ってるの?私のこと!」
「いやー、ちょっとね。一度でいいから遊びに行こうよ!大人の関係で...。まあ、座りなよ!」
樹里は否定しなかった。
「鞄はどかそうか、」
徹の指示に従い、樹里は鞄を横に置いた。水色のパンティーとレース越しに黒い茂みが見える。