奈々と俊輔 〜続・夏休み〜-1
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いつもの携帯アラームで目が覚める。なんだか寒い。ぼんやりとした頭で考えているうちに、静かな寝息の先生を隣に見つけ、一気に目が覚めた。
(昨日から先生の別荘に来てたんだ…)
はっと我に返り、自分が裸だったことに気付き、急に恥ずかしさが込み上げて来た。
そぉーっと、隣の先生を起こさないように布団を抜け出し、熱めのシャワーを浴びる。
(昨晩はいつの間に眠っちゃったんだろう?ってゆーか、お風呂の後から覚えてないんだけど…そういえば、このお風呂でアソコを指で掻き交ぜられて、先生に後ろからガンガン突かれて気持ち良くなって、鳴かされて、狂わされて……わ、私ったら朝からこんなヤラシイ事考える娘だったっけ?あ〜、も〜、先生のせいでおかしくなってるんだ〜)
少し濡れはじめてきた秘所を洗い流し、お風呂から出た。
先生はまだ眠っているらしい。起こすのも悪いかなぁと、別荘へ来る途中で買った食材で、簡単な朝ご飯を作り始めた。
サンドイッチを仕上げ、コーヒーを入れている頃に、先生が起きて来た……ようだった。
コーヒーメーカーの使い方がよく分からず、四苦八苦していると、「奈々、おはよ」後ろからふわーっと抱きしめられて、初めて気がついた。
『あっ、先生。起こしちゃった?あの、あ、朝ご飯作ってて…で、でもコーヒーの入れ方わかんなくって…』急に接近されて、ドギマギしてしまう。
「起きたらいなくなってるからさ。昨日はよく眠れた?」耳元で甘く囁く低い声。
しかし会話とは裏腹に、先生の手は確実に服の中へ侵入している。
『あ、あの、このコーヒーって、ど、どうやって入れるの?』
必死に先生の気を逸らそうとごまかすが、お構いなしで右手が左胸の突起を捕らえた。
左手はスカート中に入り、下着の上からゆっくりとなぞる。
『せ、先生!ダ、ダメ…。』力無く拒んでみるが、「ん〜?ダメって、何が?」首筋に舌をなぞらせて、くぐもった声で答えるが、行為を中断する様子はない。
『こ、こんなとこで……ま、まだ朝だし……そ、それに明るいし……』やっとの事で口にしたものの、行為はどんどん進んでいく。
「お前の身体なんて、昨夜じっくり見てるよ。恥ずかしがるなって!」
チュッ、と軽く頬に口づけると、耳たぶを甘噛みし舌が侵入する。
左手は下着の脇から入り込み、ぬかるみを捉えた。
『///っっ!!!せ、先生!?も、もうそれ以上は……』
「…やめて欲しいの?蜜が溢れてるんだけど?」そう言いながら、ゆっくりと指が行き来する。
先生の指使いがじれったくて『…お、お願い……せ、先生…』
「どっちのお願い?やめるの?それとも…もっと?」
『も、もっと……あぁぁぁっっ!!』
私が言い終わるのと同時に、先生の細くて長い指が奥に刺さる。そのまま円を描くように動きだし、もう一本の指でクリを転がした。