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奴隷倶楽部
【学園物 官能小説】

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夏恒例の豪華バス旅行-1

由美子にとっては、簡単な依頼だったが、1つの目標でもあった、社長を学院長に就任させる
学院生時代からの目標の達成に満足感を得ていた。

夏休み前の1学期の終業式には、学院長不在の中、状況が説明され学院長の退職が発表された。
体調不良と言う、寂しい発表であったが、夏休み明けの9月1日より、新学院長及び副学院長の、
就任が発表されたことは、生徒達には楽しみでもあった、特に2年生、3年生はあの生徒会会長が
学院長となって戻ってくると、大きな反響であった、氏名の発表はされていないのだが、
噂レベルでは、副学院長は当然由美子副会長だろうと、一部の女子の間では、騒ぎになっていた。

9月1日新学院長、新副学院長の発表挨拶、9月7日生徒会、センター合同の歓迎セレモニーが
合わせて、発表された。その発表で生徒達は、二人の就任を確信した。

これほど、注目される終業式もないだろう、夏休み前で、浮わつく事が普通なのだが、
生徒も発表を真剣に聞いていた。

由美子達センター職員も、これで基本的な仕事の進路相談は休みに入る、7月中はセンターは
開放されているので、募集を見たり、相談する事は可能だが、正直夏休みを利用して
センターに来る学院生は、ゼロに近い、ほぼ目標は決まっており、それに向けて各自が
勉強、行動しているだろう。

終業式が終り、学院内は部活の生徒が残っているだけの、静かなゆっくりとした時間が
流れる、由美子宛にお祝いだと、和歌子マダムから副学院長用だと少し、大人っぽい3色の
ブラウスが届いた。リボンがないシンプルなブラウスが白、ピンク、ブルーと3色、2枚づつ
計6枚が届いた。社長宛に3本のネクタイと紺のスーツが届いていた。
センターの職員と差別化を図る意味もあるのだろう、由美子は、社長にスーツを届けて
和歌子マダムからのお祝いだと報告した。
お礼は、私が連絡しておくと、報告すると、由美子は部屋に戻り和歌子マダムにプレゼントの
お礼を言った。
「社長と副社長がセンターの制服のままでは、格好も付かないでしょ」
「私はそれでも良かったと・・・」
「だからブラウスだけにしたでしょ(笑)」
「ありがとうございます」
「本当なら一人だけ違う制服にしょうかと思ったのよう」
「それは恥ずかしいですね(笑)」

「それで由美子さんからの電話で悪いんだけれども依頼をお願い」
「何でしょうか?」
「恒例の夏休みのマダム会の旅行を計画して欲しいのよ」
「メンバーは例年通りですか?」
「本当は、由美子さんと社長を招待する考えだったのだけれども」
「色々と状況が変わりましたからね(笑)」
「だからあなた達二人の代わりと場所を決めて欲しいのよ」
「あと他に希望は?」
「海に行きたいわね、予定は2泊3日部屋は個別でも良いわね」
「2泊3日で8名となりますね海の近くで移動はバス」
「そうねそんな感じて組んで欲しいの?」
「今日中には、決めて連絡します」
「よろしくね(笑)」

由美子は、由紀と明美を部屋に呼んだ。
ココで由美子からの呼び出しは、何か問題か?
由紀は少し緊張した、明美は呼ばれる見当が全くついていなかった。

「二人に考えて欲しんだけどマダムからの恒例の旅行のオーダー」
「あぁぁマタム会の旅行ですか」
由紀が反応するが、明美は何の事か判らない

「毎年夏に1泊のバス旅行をマダム達に企画依頼されているの」
「参加メンバーはマダム3人と会長、副会長、寅吉が参加しているのだけれど」
「へぇ〜なるほど、その旅行を決めろと」
「由美子さんが希望を聞いて、いつも通りに決めるんじゃないんですかぁ」
「今回は社長と私を招待して2泊3日の予定なのよ」
「それは良かったですね(笑)」
「お二人はそんな状況ではなくなりましたね」
そうだから追加メンバー2名の選定と海の近くで2泊その場所を考えて欲しいの

由美子さんの代わりですから明美さんが参加されたら良いですよ(笑)
大人の旅行ですからと由紀がニヤニヤしながら言った。

「明美マダム達とバス旅行に行く?」
「私が着いて行って大丈夫でしょうか?」
「何も準備のいらない、豪華な旅行ですよ(笑)」
由紀が明美を行かせようと笑いながら言う
「明美が行くにしても男性が居ないわねぇ 明美誰かいる?」
明美には思い浮かぶ人間が一人いるが、由美子にそれを言えない

「由美子さん明美さんは次朗がお気に入り何ですよ(笑)」
由紀がニヤニヤしながら言う
「明美は次朗と仲良しなのねぇ〜」
「ええッそれはもぅ誰も間に入れない位(笑)」
「なら明美と次朗ね」
「明美ッ海で行きたい所言いなさいよ」
「千葉か伊豆ですかね」
「由美子さん内房辺りなら近くて良いホテルもありますよ」
由紀がノリノリで言った
夏は道も混むから近くても良いわねぇ川崎から木更津に橋を渡れば直ぐですよ
海の幸のお土産が期待できますね(笑)

「7月の第2週の金曜から2泊3日ね、戻りは日曜日場所は館山」
バスはサロンバス中型かな8名だから、話しているうちに次々に決まって行く、明美はただ
それを見ているだけだ、由美子が電話をする
「由美子ですお久しぶりです ええっ」
「2泊3日館山辺りですね」
「ええッ料金は関係なく、8名です」
「2人部屋4つ露天付きでお願いします」
「プールやスパなどあれば良いですね」
「ハイ お願いします」
もう1件電話をする
「こんにちは由美子です」
「ええ7月の第2週金曜から日曜まで2泊3日です」
「8名でサロンバス」
「佐々木さんです」
「今回は館山です」
「6時でお願いします」

全てが決まったようだッ 明美は由美子の本当の実力が段々と判ってきた気がした。




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