乱れ柳-11
パンッ、パンッ、パンッ、パンッ、パンッ、パンッ、パンッ、パンッ、パンッ、パンッ…
「いやあ…………、死ぬ…………、死ぬ…………、死ぬ…………、し……んぬぅ…………」
パンッ、パンッ、パンッ、パンッ、パンッ、パンッ、パンッ、パンッ、パンッ、パンッ…
ピンクに染まった臀部が揺れに揺れ、膣口からは怒張が嵌まったまま潮が噴き出す。
澪の唇からはよだれが垂れ、白目となり、総身が鳥肌となる。
そして黒井が、とどめとばかりに激烈な打ち付けをぶちかますと、
「イッ……………………………………………!!!!!!」
イクという言葉も完全に言えないまま、澪の精神の糸が途切れた。失神した。
膣奥に黒井が今宵二発目の精液を放ったことも分からず、澪はくずおれ、弛緩した四肢をベッドに投げだした。
完全な白目のまま、口の端から泡を吹いて、情欲のなれの果ての姿を晒していた……。
澪が甘い仮死状態から回復した時、黒井はそばにいて優しく身体を撫でてくれていた。
はじめは失神したことに気づかず、ぼんやりしていた澪だったが、セックスにおいて初めて気を失ったことに思い至った彼女は、そこまで追い込んだ愛人の凄さに、うっとりとした視線を送った。
澪は思う。
ヴァギナに極上のアクメという餌を何度も何度も運んでくれる黒井という雄は、じつに得がたい存在だと。
私には夫や娘がいるが、一匹の雌としては、もう絶対に黒井とは離れられないと……。
淫乱が「妻」「母」の顔焼き尽くす
(お わ り)