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インモラル・セラピー
【その他 官能小説】

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インモラル・セラピー-5

 ぐったりと脱力するアイリをよそに、榊は濡れたそこを確かめるように触り、そのまま指を膣の中へぬるりと差し込む。
「次は中をマッサージします」
「えっ……もう終わりなんじゃ……んぁぁっ!」
 ぐっちょりと濡れたアイリの秘部は簡単に榊の指を受け入れてしまった。
「内部への刺激はより大きな効果が期待できますよ。さて、凝っている場所は……」
 差し込まれた指が中でクイッと折り曲げられ、アイリの感じる部分に当たる。
「あんっ!」
「ああ、ここですね。ではいきますよ」
 Gスポットをグッグッと指先で強く押されるたびに、アイリの喉の奥から抑え難い嬌声が上がる。
「ひぃっ! いっ! やぁっ! そこっ! だめっ! だめっ! あぁんっ!」
 榊の指は徐々に速度を上げ、クチュクチュと卑猥な音を立てた。手のひらがイったばかりのクリトリスに当たり、細かく振動を与えてくる。
「やああああっ! だめぇ! ああっ、あっ、あっ、あっ!」
 Gスポットとクリトリスを同時に刺激され、アイリの下半身に尿意にも似た感覚が押し寄せてくる。それはまるで向かってくる波のようで、自分の意志では止められない。
「やだぁぁぁ! 出ちゃう! 出ちゃう! やめてやめてやめてぇっ……!」
「出していいんですよ。全部出してしまいましょう」
 落ち着き払った声とは裏腹に、榊の手は激しくアイリを追い詰めた。
「出ちゃうううう! あーっ! あーっ! いやあああああっ!」
 グチュグチュという激しい水音とともに、下半身にじわりとした温かさが広がっていくのを感じながら、アイリは再び絶頂に達してしまった。

「お疲れ様でした」
 冷めきった蒸しタオルが外され、ゆっくりと上半身を抱き起こされる。足腰に力が入らず、アイリはそのまま榊に身を任せた。もう声を出すのも億劫なほどに脱力していた。
「オイルを流しましょう」
 榊に支えられてどうにかシャワーブースにたどり着いたが、とても一人では立っていられない。自力でシャワーを浴びることなど到底できそうになかった。
「私が流しますから、壁に手をついていてください」
 アイリは壁にもたれかかり、重い身体をやっとの思いで支えた。胸元にまとわりついていた紙ブラが榊の手によって解かれ取り払われる。
 スルスルと衣擦れの音が聞こえ、しばらくすると頭上から温かい雨が降り注いだ。その心地よさにアイリは目を閉じる。
「すみません、濡れてしまうので施術着は脱がせていただきました」
 耳のすぐ後ろから榊の声が聞こえた。それはつまり、裸になった榊がすぐ後ろにいるということだ。
「では、流していきますね」
 降り注ぐお湯の中で、榊の手がアイリの髪を梳くように流す。それから首筋、腕、背中、お尻……手のひらで撫でながら汗とオイルを洗い流していく。
「大丈夫ですか? 後ろから支えますから安心してください」
 榊の左手がアイリの腰を背後から抱き寄せる。裸の二人の体はぴったりと密着し、アイリのお尻の割れ目に榊の股間が当たる。それは熱くて硬くて、時折ピクリと動いた。とてもいやらしい感触がした。
(ああ……榊さんのが、当たってる……)
 片手で腰を抱いたまま、榊は右腕をアイリの正面に回す。鎖骨からデコルテ、そして胸を撫で、お腹へ。
「耳にも沢山のツボがあるんですよ」
 アイリの耳に唇を押し当て、榊が低く囁く。鼓膜が震わされる感覚にアイリは首をのけぞらせた。
 榊は耳の裏をぬるりと舐め、耳たぶに吸い付き、くぼみの隅々にまで舌を這わせた。
「ふぁ……っ」
 舌先が穴へ差し込まれると、ピチャピチャという水音が頭の中に響く。
「んっ、あっ……」
 アイリの腰が無意識にくねる。そんなつもりはないのに、まるで榊のペニスにお尻を擦り付けているように。
「ここもきれいに流しましょう」
 不意にアイリの股間にシャワーが当てられる。
「あぁっ! だめ、あんん……っ!」
 いまだに敏感なままのそこには強すぎるほどの水圧で、脚がガクガクと震える。
(もう無理、立ってられない……)
 アイリはズルズルと崩れ落ち、そのまま床にへたり込んでしまった。

 力なく座り込んだアイリを軽々と抱き上げ、榊はバスタブへと向かった。細かい泡が次々に生まれては弾けるお湯の中に、二人の身体がゆっくりと沈む。
「ジェットバスの気泡が生み出す超音波は脂肪の分解を促すと言われています」
 言いながら、榊はアイリを抱き寄せた。向かい合ったアイリの股間を下から硬いものがノックしている。
「榊さん……だめです……! だめ……」
 さっきから何度も押し当てられ擦り付けられ、アイリはおかしくなりそうな気分にさせられていた。あれが入ってきたらどんなに気持ちがいいだろう……。
「最後のメニューは、身体の最も深い部分のマッサージです」
 もう我慢の限界だった。榊のペニスが欲しくてたまらない。中に入れて欲しい、激しく擦って欲しい、強く突き上げて欲しい――。
「ゆっくり座ってください」
 榊の肩に手を置きゆるゆると腰を下ろすと、張り詰めた亀頭がアイリの膣を押し開いていく。
「ふぅ……っ! ん……はぁ……っ」
 硬いペニスが膣壁をぬるぬる擦りながら奥へ奥へと潜り込み、二人の下半身はついに繋がってしまった。


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