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Silent'Voice.
【ホラー その他小説】

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Silent'Voice.-4

そして今日、am2:22。彼の死亡時刻。
プルルルルル!!
勢いよく電話機が鳴る。
「大丈夫。大丈夫。」
自分に言い聞かせ、受話器を取る。
「はい。もしもし。」
「…来てくれてアリガトウ。」
「……。」
自然と私の顔から笑みが零れる。
「ありがとう。さようなら。」
そこで電話は切れた。最後の最後は、とても透き通った声だった。
そして私は一人、真夜中の空に向かって言葉を放った。



「元気でね。」


fin.


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