投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

ビーナスゲームズ〜男子禁制の全裸総合競技会〜
【スポーツ 官能小説】

ビーナスゲームズ〜男子禁制の全裸総合競技会〜の最初へ ビーナスゲームズ〜男子禁制の全裸総合競技会〜 0 ビーナスゲームズ〜男子禁制の全裸総合競技会〜 2 ビーナスゲームズ〜男子禁制の全裸総合競技会〜の最後へ

未知の島-1

「紀子さん、やっぱりここだったんですね」
人気女優・朝倉紀子がいたのはオフィス街から1本奥に入った路地にある住宅街の銭湯。開店直後で一番風呂をもらっている女優を訪ねたのは同じ事務所の後輩である池内ほのかだ。2人が湯舟で背伸びしながらくつろいでいると紀子が口を開く。
「ねぇ、古代ギリシャのオリンピックって選手が全裸で参加していたって知ってる?」
他愛もない会話だと思ってほのかは特別な意図をもたずに答える。
「テレビで聞いたことあります。男の人だけしか出られないって」
しかし、ほのかの表情が変わったのはそのあとだった。
「そうね。でも今、男だけっていうのは時代遅れよね」
「えっ?」
ほのかは先輩が何を言い出すのか見当がつかなくなった。そして、
「女の子しか参加できない裸のオリンピックが今度あるんだって。私、それに参加しようと思うの」
紀子はついに本心を切り出した。
「裸のオリンピックって面白そう! どうすれば参加できるんですか?」
ほのかは紀子がいう「裸のオリンピック」という言葉に一瞬のうちに食いつく。まんざらでもない表情を浮かべながら紀子は続ける。
「本物のオリンピックに出るようなアスリートでなくても、何年かの実績があれば予選に参加できるんだって。私は競泳の世界マスターズで日本記録を出してメダルを獲ったでしょ? それで予選免除で本大会から参加できることになったの。ほのかの場合は中高6年陸上やっていたし、インターハイで優勝したことあるでしょ? まずは大会のホームページに応募してみたら?」
「やってみます!」
ほのかの表情は吹っ切れていた。ほのかは紀子と別れた後、紀子から教わった「裸のオリンピック」の主催者のホームページにアクセスし参加申し込みをした。すると、翌日には予選免除での参加を許可するメールが届いた。
実は同じタイミングでほのかの高校時代の同級生で別の事務所に所属する女優・長瀬菜々子も参加を申し込み、予選免除での参加許可というメールが届いていた。菜々子は紀子と同じスポーツジムに通う仲で、紀子は先に菜々子を誘い、菜々子がほのかにもどうかと勧めたわけだ。


ビーナスゲームズ〜男子禁制の全裸総合競技会〜の最初へ ビーナスゲームズ〜男子禁制の全裸総合競技会〜 0 ビーナスゲームズ〜男子禁制の全裸総合競技会〜 2 ビーナスゲームズ〜男子禁制の全裸総合競技会〜の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前