最初の悪夢-6
「店長〜、用事って…ヒッ! 美里、何してんの!?」
「お゛っ、ぁ、ぐ…!?」
明るい茶髪の可憐な女の子──美里の友人、神谷奈緒である。なぜここに、と混乱したが、すぐにゲーム内で友人そっくりのキャラクターを作ったことを思い出す。
この奈緒はキャラクター、そう思っていても、ほとんど現実に近いこれはそう思い込むことも困難だった。
「ぷは…違うの、奈緒!」
出した声がそのまま出ることに目を見開き、奈緒にこれが何らかの強制力が働いてることを訴える。が、変わらず訝しげに、軽蔑を隠さない瞳でペニスを握る美里を見下ろす。
「これは、たぶん操られ、て…!」
ゆるゆると動き出した身体は、自ら下着を脱ぎさり、壁へ手を着く。床に落ちた下着のクロッチと蜜壷が糸を引いた。嫌悪に顔を歪めながらも立ち去らない奈緒に血の気が引きながらも、身体は尻を田中へ向ける。
誘うように動いてしまう尻と、下品に開かれたガニ股の足。その上秘部からは今も愛液がたらたらと流れ落ちている。
「奈緒…信じ、てぇっ!」
勢いよく挿入された怒張に、背筋が仰け反る。膝がガクガクと震え、あまりの快感にぷしぷしと潮を軽く吹いてすらいた。
田中は動かない。だが、制御出来ない体は尻を振り始める。
パンッパンッパンッ!
「あっ、ああぅ…ひ、んっ! お゛っ゛、お゛〜!」
舌を突き出して、唾液を垂らしながら尻を振る。美里はもう思考を放棄していた。
「…最悪…アタシの友達ってこんなビッチだったんだ…」
「ひがうっ、ひがうのぉっ! な、お゛っ! ちが、ああああ〜っ!!」
ビクンビクンと腰が震える。潮で床はびしゃびしゃになっており、擦れるローファーがキュッと音を鳴らした。
「うわアヘってんじゃん、キモ…てか漏らすとか無くね? マジ淫乱じゃん…」
意識がほとんど飛んでいる美里は、友人からの失望のショックで脳を埋め尽くす性への衝動に逆らうのをやめた。隣で扱いていた山本を組み敷き、騎乗位で激しく腰を振る。AV女優もかくやと言うほどの速さで打ち付ける美里。その横で立っていた田中が口へペニスを捩じ込み、まだ出していなかった精液を口の中へ出した。飲みきれない白濁が美里の頬を、セーラー服を汚す。身体が動くままに片手を自らの乳首へ、片手で田中のペニスを扱き、腰はより激しく打ち付けはじめた。
「うっ、もう出る! 中に出していいよね? ね?」
返事を抜かない事でした美里は、絞り切るように緩く動かし続ける。シコシコと握っていた田中のペニスが射精の前兆を見せると、素早く山本から離れ田中の怒張を蜜壷へ挿入する。
「うっ!」
山本と田中の精液を受けた美里は、そこで意識を失った。イキっぱなしの脳が疲労したのである。