LESSON2-1
3月の終わり、春香の合格の知らせと、お礼に、ということで春香の両親と春香と食事をすることになった。両親の前では、いい教師、を演じていた俺は、両親からの信頼はあつかった。談笑の中で、俺にとってうれしい知らせが2件あった。
ひとつは、春香の切望により、春からの指導の継続のお願い。もちろん、俺は快諾させてもらった。願ってもない話だ。
もうひとつは、春香が携帯を持つようになったこと。これで、両親の目の届かない場所での春香とのコンタクトが容易になる。
俺は、その会食の席で、かねてからの春香との約束を果たすために、両親に提案をした。
「春香ちゃんも合格したことですし、花見にでも連れていってあげたいと思うのですが、いいですか?○○公園の早桜が開花したそうですし。」
○○公園は、この町から南へ約30キロ、この県では有名な桜の名所だ。
「本当!やった〜!」
春香が続く。もちろん、春香もその提案がなにを示すかを知っている。
「まぁ、よろしいんですか?私達共働きなもので、なかなかいろいろなところに連れていけなくって・・・こちらからも是非お願いします。」
母親の答えは、YESだった。父親も上機嫌で酒を飲みながら続ける。
「春香〜いい先生に恵まれたなぁ。こんなこと言ってくれる先生そうはいないぞ。」
知らぬが仏、とはよく言ったものだ。少し罪悪感は感じるが、俺は春香を不幸にするつもりはないし、お互いの幸せのためにここはなにも言わないでおこう。
携帯も持ったことだし、あとの連絡は二人で、決まったら春香が両親に了承を得るということで話はまとまり、会食は終わった。
次の日の夜、春香と電話で相談して、「花見」の計画を立てた。春香の希望もあり、場所は、俺のアパートということになった。大学の関係上、俺の家は春香の町の隣町にある。
次の土曜日の朝、俺ははやる心を抑えて春香を迎えにいった。春香の家のチャイムを鳴らすと、春香が出てきた。今日は、水色基調のピンクの袖のシャツに、短いジーンズ生地のスカートに、しろい靴下にピンクのスニーカーという格好だ。土曜日だというのに、両親とも仕事だったが、母親が弁当だけは作ってくれたらしく、リュックと水筒をもっている。春香は家に鍵をかけて、飛び切りの笑顔で俺に飛びついてきた。
「いこっ、先生!」
車の中でも、春香はずっと俺の腕にくっついている。俺も春香の肩を抱きながら片手運転で家に帰った。
部屋に着くと、春香は俺の部屋をきょろきょろと見回して、
「けっこーきれいだねぇ、えっちな本とかないの?」
と無邪気だ。俺は笑って受け流して春香に座布団をすすめた。まだ昼にははやかったが、二人で母親が作ってくれたお弁当を食べ、お茶を飲んでベッドに二人で座って一服していると、春香が肩に頭を乗せてきた。
俺は黙って春香をひきよせ、口づけた。さらさらと流れる柔らかい髪をかきあげ、耳と頬を抱え込みながら、唇を吸う。
「んっ、んぅ」
くぐもった声が、俺に火をつける。俺は手を伸ばしてカーテンを閉め、リモコンで部屋の電気を消した。
舌をいれると、春香が舌を絡めてくる。もうキスは一人前だ。しばらくそうしておいて、唇を離すと、名残惜しそうに春香の舌が出て、二人の舌に、つつ、と糸をひいた。俺は、春香をベッドに押し倒し、抱きしめた。春香が潤んだ目で俺を見つめる。俺は春香の髪をかきあげ、耳の中に息を吹きいれながらささやく。
「春香、かわいいよ」
「かわいくないよぅ・・んっ」
シャツ越しに胸に触れると、ブラの感触がした。まだ大きくないので、してもスポーツブラくらいだったが、今日は春香も背伸びしているのだろう。春香を万歳させてシャツを脱がせると、フロントホックの、ジュニア用のブラが姿を現す。首筋から鎖骨にかけて舌を這わせながら、ホックをはずした。小さな胸に、まだピンク色の乳首がつんと立っている。何度か触ったことはあるが、見るのは今日が始めてだ。胸をやさしくもみながら、片方を口に含んでみる。
「ひあっ」
春香が思わず声をあげる。俺はかまわずに、春香の胸を吸い上げた。
「あっ、あぁん・・・んっ」
その声を愉しみながら、スカートの中に手をいれてみる。下着を探ると、そこはすでに少し湿っている。
「春香、パンツがなんか濡れてるぞ」
「し、知らないっ・・・!」
言葉に反応して春香は俺の胸に顔をおしつける。俺は、春香を胸に抱き寄せながら、スカートを脱がせた。春香をパンティ一枚にしたところで、春香の上に馬乗りのような形になってその体を眺める。
まだくびれなどはあまりないが、褐色の、きめ細かい美しい肌だ。純白の下着がよく映える。